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商店街あれこれ#1 -日本一長い商店街-

こんにちは!
商店街マニアこと舟田琉人です。

今回は日本一長い商店街について紹介していこうと思います。
ひとえに『長い』といっても、直線かどうか、アーケードが連続しているかどうか、範囲的に長いかどうかなど、さまざまな『長い』があります。
そんな長さにまつわる商店街をまとめて紹介していきたいと思います。

日本一『長い』商店街

最初に紹介するのは、日本一『長い』商店街です。
それは、大阪府大阪市にある【天神橋筋商店街】です。
その長さは、南北2.6kmで約600店舗が軒を連ねています。

天神橋筋商店街は直線的な長さは2.6kmと長いですが、あまりの長さにアーケードは連続しておらず、道路を挟んで商店街が繋がっています。1丁目〜7丁目に区割りされており、それぞれの丁目で違った商店街の雰囲気が楽しめるのも日本一長い商店街ならではなのかもしれません。

アーケードが連続した日本一長い商店街

天神橋筋商店街は長さ2.6kmで最長ですが、その長さの関係で道路を挟んでしまいアーケード自体は連続していません。続いて紹介するのが切れ目が無い直線に連なったアーケードが長い商店街です。
それは、長崎県佐世保市にある【さるくシティ】です。
その長さは、約1kmで出店数は160店以上だと言われています。

公道上にもアーケードが連なるに設置されている

商店街の途中で道路を挟んでいますが、こちらの場合は道路の上もしっかりアーケードが連なっています。雨が降ったとしてもアーケードのおかげで1kmもの長さを濡れずにお買い物を楽しむことができます。また、さるくシティは、四ヶ町商店街、佐世保玉屋、三ヶ町商店街を合わせて指している名前で、さるくとは「散歩する」や「歩き回る」といった意味の佐世保の方言です。

一つの通りが日本一長い商店街

天神橋筋商店街やさるくシティは直線的に長いのですが、実は複数の商店街(通り会)が合わさっています。続いて紹介するのは、一つの通りが日本一長い商店街です。
それは、東京都品川区にある【武蔵小山商店街】です。
その長さは約800mで、250店舗ほどが立ち並んでいます。

昭和31(1956)年にオープンした日本初の大型アーケード街で、完成時は全長470mでした。当時は「東洋一のアーケイド」とも呼ばれ、その後も延長拡大をして今の長さになりました。

直線じゃない!?範囲的に長い商店街

これまで紹介してきた「天神橋筋商店街」「さくるシティ」「武蔵小山商店街」は直線的に長い商店街でした。続いて紹介するのは、直線ではなく範囲的に長いといわれている商店街です。
それは、香川県高松市にある【高松中央商店街】です。
網目上に広がる商店街の総延長は約2.7kmで、8つの商店街で構成されています。

田町商店街の様子

高松中央商店街を構成するのは、「兵庫町商店街」「片原町商店街」「高松丸亀町商店街」「ライオン街商店街」「南新町商店街」「トキワ新町商店街」「常盤町商店街」「田町商店街」の8商店街で、それぞれの通りで雰囲気や立ち並ぶお店のジャンルが異なるのが特徴です。

「長い」にもいろんな意味がある

いかがでしたか?
同じ「長い」という言葉でもいろんな解釈で「日本一長い商店街」が複数あるというのは面白いですね。それぞれの商店街が「うちの商店街が日本一!」という想いがあったからこそ、このような形になっているのかもしれません。
今回紹介した商店街は、諸説あるうちのいろんな意味で「日本一長い」と呼ばれている商店街たちです。ちゃんと調べてみるともっと長い商店街が見つかるのかも…

今回紹介した商店街

①天神橋筋商店街(大阪府大阪市)
②さるくシティ(長崎県佐世保市)
③武蔵小山商店街(東京都品川区)
④高松中央商店街(香川県高松市)


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