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中身はなんとか素敵になりそう! 仕様決め②

皆さまこんにちは。最近paradox liveにはまっております、小間使いCです。
校正担当のわたくし、『終の一語』の時に買った『校正のこころ』を読もうとやっと本棚から引っ張り出しました。ひと段落したら読み始めるつもりでいます。
さて、入稿回です。


1月20日、曇り時々雨。いよいよプリントウォークさんへ入稿です。前回の訪問からたったの1週間、データはwordであらかたできていたとはいえ私たちにとってはとってもスピード入稿です。データ作成をお願いしていた小間使いAが体調を崩して来られなくなってしまっていたため、代表と二人でのご訪問。不安です。

カフェでお昼を食べつつ、2人で最終チェック。代表はデータを、私は修正箇所を確認。意外と時間がないことに焦りつつ、前回お願いしていた試作品も楽しみにしつつ……。


入稿は心配していたほどのデータ修正もなく、Aが登録していたマイページのログインに手間取ったくらい。(よかった……。)

私が仕様をぽちぽち入力する間、社長さんが早くも出来上がった約束の「ぐっと開ける」ように製本した試作品を見せてくださいます。代表に開きを確認してもらうと、まさに求めていたかたち。上製本のように表紙が奥まで開くようになっていました!!!

「ちょっとこれは見る人が見たら感心すると思うね、楽しかったよ!」と笑う社長さん。本当に毎度頭が上がりません。

データは大きな修正はなかったのですが、仕様の最終決定の段になると代表が唸りだします。どうやら見返しの色をどうするか決めきっていなかったようです。

というのも、作っていただいた試作品に使われていた赤い見返しがなかなかにすてき。今回の本のコンセプト上、見返しに白い紙を使うことを考えていた代表でしたが、ここに来て、

「赤もいいな…」

前作の時からうすうす感じてはいましたが、代表は個人的に青と赤が好きなようです。コンセプトとかではなく。

本文の白に映える色、雪解け水のような薄い水色など紙見本を見ながら協議した結果、結局当初の予定通り(後から判明したことですが前回特に見返しの話は出ていなかったらしい)白の上質紙に決まりました。本当に真っ白な本になりそうです。赤い見返しはぜひ次回で。


さてさて、遂に入稿と相成りました。
完成品が届くのを待ちつつ、次に私たちを待ち受けるのは膨大な数のカバーの切り出しです。

この時の私はまだ知らなかった、私たちがどれだけ見積もりを見誤っていたか…………

次回、紙裁断合宿編をお楽しみに!


小間使いC



ちなみに……。
Aがいないとあまりにも写真を撮ることをしない私たち。結果ヘッダーはお昼に食べたボリューム満点ホットドッグです。

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