65歳前のリタイア、ぶっちゃけ、どうやって暮らしているの?

僕は現在63歳です。公的年金は65歳からのはずなのに、どうやって暮らしているの?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
僕がセミリタイアしたのは、実は56歳です。母の介護のために、教員を辞めました。介護しながら、フルで働けなかったからです。
それでも、母が存命で、介護中でも、非常勤講師として働いていました。
僕が60歳の時、母が他界しましたので、その後は、常勤の臨時講師として62歳まで働きました。教諭時代より収入は低かったですが、生活に支障はなく、多少資産も増やすことができました。

しかし、元々の僕の希望は、可能であれば、できるだけ早くリタイアして、自分の好きなことをしたいと言うものでした。
今、「ファイア」とか言って、早期リタイアする人もいますが、住宅ローンもあった僕には、それは無理でした。
母の介護のためとはいえ、56歳で早期退職できたのは、住宅ローンの支払いが終わったと言うのも大きかったと思います。

60歳の時、母が他界した後、幸運にも近くの学校から常勤講師の誘いがあり、もう少し老後の資産を増やしたかったのもあって、約2年、フルで働きました。産休・育休代替だったんですけどね(^^)
だから2年で満期になり、その先、違う学校での勤務の話もありましたが、色々考えて、本格的にリタイアする道を選んだわけです。

でも、公的年金は65歳からなのに、今どうやって生活しているの?頻繁に福岡に遊びに行ったりしているけど、貯金を切り崩しているの?と疑問に思われる方もいるでしょう。

実は、僕は63歳から「特別支給の公的年金」が支給されているんです。これは、公的年金支給が60歳から65歳になるときに、経過措置として取られたもので、現在、公的年金の2階建ての2階部分が支給されています。

金額は、年140万円強と言うところです。これだけでは、赤字になってしまいますが、僕は現役の頃に、個人年金に入っていて、これが60歳から支給されているんです。こっちの方が若干多くて年160万円ほどです。
併せて、計約300万円の収入があるんです。これを多いとみるか少ないとみるかですが、実は独り者の僕には、贅沢をしなければ、これで十分とまではいきませんが、少なくともこの一年、マイナスにはなっていないです。
30代から始めた個人年金積立のお陰で、公的年金を全額支給されなくても生活ができています。

あ、マイナスになっているものと言えば、退職金等の資産の、ごく一部を投資信託で運用しているのですが、岸田政権になってからの株安で、現在、唯一マイナスとなっています。
こっちの方のセンスは、まるでないのを、今実感しているところです(笑)

基本的には、60代のうちは、体も動き、健康でしょうから、多少手持ちの資産が減っても気にせず、自分のしたいことをしようと思っています。
もちろん分相応に、ですが(笑)

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