見出し画像

【23-24|プリメイラ・リーガ】スポルティング・リスボン vol.1

最後はポルトガルからスポルティング・リスボン。下記が対象試合。

1節 vs ヴィゼラ(H) 3-2 〇
2節 vs カーザ・ピア(A) 2-1 〇
3節 vs ファマリカン(H) 1-0 〇
4節 vs ブラガ(A) 1-1 △

・陣容

CL出場権を逃してしまった昨季から大幅なメンバーの変更はないが、一番大きい部分だと、守田の相棒であるウガルデがPSGに移籍。その代役にはレッチェからデンマーク代表のヒュルマンドを獲得した。昨季を見てないのでイマイチなんとも言えないが、ポルト、ベンフィカ、スポルティング・リスボンの3強は崩したくないため、ブラガに雪辱を期すシーズンとなる。

・フォーメーション


4節ブラガ戦のスタメン。

鉄板の3-4-3。
GKはアダン。ベティスにいた頃より確実に足元の技術が上がっている。
DF陣もこの3枚が鉄板だが、バジャドリードから、イバン・フルスネダを獲得。若き才能溢れるDFがどこまで定位置を確保するか注目。
守田の相棒はヒュルマンドにで、守田は高い位置で攻撃、ヒュルマンドは低めの位置で守備の役割を担っているよう。
WBのエスガイオ、ヌーノ・サントスも不動感があるが、カタモや、マテウス・レイスの活躍がないとシーズンは乗り切れないだろう。
前線もこの3枚で固定化されている感が強く、こちらも控え組のマーカード・エドワーズ、フランスシスコ・トリンコンらの活躍がないとシーズンは乗り切れないだろう。

・4試合を終えて

3勝1分と幸先の良いスタートを切った中、特に目を引いたのCFのギェケレシュ。イングランド2部のコベントリーから移籍してきた。サイズを生かしたポストプレーはもちろんだが、裏抜けもできてスピードもあるというオールマイティーなストライカー。スウェーデン国籍らしいが、代表歴もイマイチ不明。開幕戦でなんの脈略もないところから2ゴール奪った後ゴールこそないものの、その働きぶりは目を見張るものがある。来年ビッグクラブに引き抜かれないことを願うばかりだ。
守田は、ヒュルマンド加入までは昨年とは少し違う役割を与えられていたようだが、彼の加入でそれは解消された模様。まだ、アシストやゴールこそないものの、ブラガ戦では先制点の起点となっており、今季もチームの心臓であることは間違いないので、今後の活躍に期待したい。

ヒュルマンド獲得までの2試合は、守田とペドロ・ゴウサウレスが中盤を組み、攻撃時において左偏重の左右非対称的な立ち位置をとることで、試合を優位に進めていたが、ここ2試合にそのような傾向は見られなかった。
ペドロ・アモリム監督が色々なことを仕込んでいるようなので、オプションの一つだと思うが、これからどのようなものが出てくるのかは注目。
先にも触れたが、先発の11人はある程度固まっているようなので、あとはそこを崩すクオリティを発揮する選手が何人現れるか。
ミッドウィーク明けはELも開幕し、試合間隔がどんどん詰まっていく。監督が選ぶ戦術によって起用される選手も変わってくる可能性はあるので、できる限りの試合を見ていきたいところ。

平日開催分がなかなか厳しいですね。

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?