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小さな選択が大きな可能性へ。まさか飲食企業に就職するなんて思ってもみなかった

2014年、大学二年の春(19歳)、僕はロットで社員になることを決めた。

初めてのアルバイトとガチガチの僕

大学一年の初夏(18歳)
武蔵浦和にある「焼肉 バンザイミート(現在は、FC店)」で、僕は初めてのアルバイトを始めました。

応募しようと決めた理由は、
シンプルに「肉が好き」だから。笑

それと、もう一個あって、
母が勤める会社の同僚の娘さんが、お店でアルバイトをしていたこともあり、働いている人やお店の雰囲気などを聞いていました。それが背中を押してくれて、アルバイトをこのお店でやってみようと決めました。

緊張して電話をかけ、なんとか面接お願いをしたのを覚えています。
面接当日ガチガチで、当時の店長が僕の緊張をほぐそうとしてくれていました。

それから、その日の内に電話がかかってきて、仮採用。
「1週間働いてみて、笑顔が出ないようなら不採用かな」と言われました。

せっかく笑わせようと話題を振っていてくれいたのに、笑うことすら精一杯でしたもの。
まぁ、そう言われても仕方ない。

そして、またしても緊張した初出勤の日!

僕の出勤時間中に来店してくださったお客様は、
まさかの0人。
その日は、ワールドカップ予選のオーストラリア戦だったこともあり、お客様はお家でテレビを見ながら、焼肉食べていたんだなと、思うようにしてます。

何日かして、職場に慣れてくると「めっちゃ笑顔」の僕。それを見て、きょとんとした店長。
「最初から、その感じで来てよ」と言われましたが、無理です。笑

お客様に商品を提供する際も慣れるまでは、ガチガチで店長には、「アシモ」って言われました。ひどい!!笑
(今でも、お世話になっている先輩なので、笑ってくれると信じて)

それから、実は店長から「採用」と言われてないんですよね。笑
もう、9年目になってしまいました。

自己紹介が遅くなりました。
株式会社ロット本部社員の植田 翔太(ウエダ ショウタ)と申します。
1994年12月3日生まれ、埼玉県さいたま市出身です!

中高では、バドミントンを下手くそなりに頑張ってました。
大学に入ってからは、熱を注げるものが、アルバイトに。
ごく普通の学生だったと思います。今も、ごく普通。

アルバイトはロットが初めてでそのまま社員になったので、ロット以外の会社で働いたことはないです。

まずは僕自身を少し知ってもらえたらと、自己紹介を何回かに分けて書いていきます。
少し恥ずかしいですが、お付き合いいただけると嬉しいです。

社長とアルバイトの僕

アルバイトを始めて、半年が過ぎた頃。
年末には忘年会、年始には社内の恒例行事に参加させていただきました。

ロットでは、年に一度、頑張った社員を表彰する「ROTアワード」という行事があります。
アルバイトスタッフにも、アルバイトMVPや店長賞などの表彰がされます。

僕は、一年目に「店長賞(店長がMVP以外のスタッフから選出)」に選んでいただきました。
でも、本当は生意気ながら、MVPが欲しかった。負けず嫌い発動していました。(見かけによらず、負けず嫌いだねとよく言われます)

その景品が「社長と食事会」。
当時社長だった、田子さんと食事会に参加する権利です。
これが、めちゃくちゃ嬉しくて、でもめちゃくちゃ緊張して。

それまで、直接話したことはないものの、社内イベントに参加させていただくことが多かったので、田子さんのことは知っていました。

そういう場で、みんなに向けて話す田子さんが、本当にカッコよくて。

社長って「カッコいい」。
自分も「カッコよく」なりたいと、憧れていました。

その食事会では、他店舗の人も参加して10人くらいだったかな。
田子さんと話せたのも、あまりなく。

でも帰る時に、履いていたスニーカーを褒めてもらって。それが嬉しくて、それから毎日履いてました!

田子さんに「植田翔太」というアルバイトスタッフがいることを覚えてもらえたのか?
面白いこともできないので、印象はなかったのかな。

それから、3~4カ月経って、僕も大学2年生に。
大学1年生の終わりくらいから、「就職」のことを考えるようになっていた僕。

ふとある日、思ったんですよね。
「就職活動して知らない会社に入るより、就職活動せずに知っている会社に入る方がいいんじゃないか」と。

そう思ってしまった僕は、「ロットに入る」こと決めました。
猪突猛進が発動。更に頑固なので、もう自分の中で変わりません。
この時の意志は、今振り返ってみても、すごかった気がします。
自分で自分を褒めてます。そして、感謝しています。

そう決めて数日、当時の店長(採用してもらった店長とは違う)から「社員にならないか」と誘われました。
本当にベストタイミング過ぎて。でも、大学も楽しかったので、しっかり勉強して卒業したかった。

その後すぐ、店長にお願いして田子さんに話す時間を作っていただきました。
今度は、前回とは違ってサシです。一アルバイトスタッフが社長に時間をもらいたいと。

田子さんは、忙しい合間を縫って時間を作ってくれました。

時間をもらったその日、僕は開口一番に
「大学を卒業したら、ロットの社員になりたいです。」と伝えました。

すると、田子さんからは、
「あと2年その気持ちを持ち続けられていたら、
一緒にやろう」
と返ってきました。

それから、社会人・仕事のことを色々話していただいた記憶があるのですが、
当然この日も緊張していたので、正直内容を覚えておりません。

でも、この日以降、田子さんと緊張せずに話せるようになった気がします。

入社後、当時のことを田子さんが話してくれたことがあります。
僕が伝えたことを田子さんは、その時の一過性の感情だろうと本気と思ってなかったみたい。笑

そりゃあ、19歳の若僧に、いきなり「3年後、社員になります。」って言われたら、
僕も「本気か?」ってなりますもの。

でも僕は、一度決めたら、頑固です。
その時、田子さんに伝えた想いのまま大学を卒業して、社員になりました。

なぜロット(飲食企業)だったのか

外見ではなく、内面がカッコいいと思う大人たちが周りにいた。
だから、一緒に働いていれば、自分も「カッコいい大人」に少しでも近づけるんじゃないかと。

大学二年の春(19歳)、僕はこの会社で社員になることを決めた。
あの時の自分の猪突猛進っぷりに感謝してます。

尊敬できるカッコいい人たちがいて、こんな会社いいなって。
人生で長い時間、仕事をするなら、ここがいい。

そう思った会社が、たまたま飲食企業だった。
僕は、ヒトで決めました。

やりたくて・好きな仕事で会社を選ぶことを否定したいわけでなく、
一緒に働く人や環境で会社を選ぶこともできるよと。

だって、ほぼ毎日一緒にいるのに、周りの人が暗かったら仕事嫌になるでしょう?!

大学まで行ったのに、新卒で飲食企業。
母には、反対されなかった。
自分で選んで決めなさいと。

だから、僕は自分で選んだことを正解にしたいし、
関わってくれている人の役に立ちたい。笑顔を増やしたい。

たぶん、自分のためよりは人のために頑張ることの方が向いてるのかな。
自分のために頑張るのは、どこかで止まる。

こんなこと言っていますが、
自分が!自分が!の時期ばかりでした。少し大人になれたのかな。いや、たまに出てるかな。

大学生になって、何となく始めたアルバイト。
僕の人生の中で、大きな選択となりました。

自己中・猪突猛進・頑固・負けず嫌い。
志だけは無駄に高くて。
無駄に自分に自信があって。
人と違った生き方をしたくて。
自分が納得した事には全力で。
自分の可能性だけはとことん信じる。
そんな一人の人間です。

そして、
僕は本当に人との出会いに恵まれていると思っています。

田子さん、いつもありがとうございます。
今後とも、宜しくお願い致します。
書いているうちに途中から、田子さんへのラブレターみたいになってしまいました。笑

次回は、僕自身最大の転機となった「病気」について書いてみようかと思います。
あまり、書くものではないかとも思っていますが、同じような状況の人に届くと嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

また、Twitterも始めました。
心を込めて呟きます。僕を通してロットの魅力が皆様に届くように。
https://twitter.com/uS_rot


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