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読みたい本がたくさんある!特集

最近はかなり穏やかに生きているな〜と思う。わたしはけっこう性格が極端なので、最高にハッピーか最高にアンハッピーかのどちらかの日々を過ごすことが多いんだけれど、最近はちょうど真ん中で穏やかって感じに日々過ごしている。
自分が今穏やかな理由は、ものすんごく特別に嫌なことがないからだと思う。そりゃ、大学4年のこの時期なので、卒業研究だとか、あとは国試の勉強だとか、タスクは山ほどあってウニョーーという感じではありますが、いずれ終わることだしな、というメンタルを作り上げることに成功したのでわりと大丈夫。


そしてわたしはいま、ものすごくいっぱい読みたい本がある!そのおかげでちょっと元気。
読みたい本のことを考えては、最近ちょっとそわそわしているので、最近読みたい、買いたいと思っている本の紹介をしたいと思います📕


USO5 特集:AKU 悪(rn press)

「あなたの嘘をひとつだけ教えてください」というキャッチコピーの文芸誌。各々がもっている嘘についてエッセイや漫画、小説といった形で掲載されているもので、すごく好き。
頭の中で日々考えていることだったり、ふと思ったことについての文章を読むのがすごく好きなので、こういう文芸誌はわたしの趣味にドンピシャ。2年前に知ってから全巻揃えた。今年も発売が始まってわたしの好きな本屋でも販売し始めたので、急いで取り置きしてもらった。明後日取りに行くんですが、もうほんとう〜に楽しみ!
今回は第5弾で、テーマは「AKU(悪)」。それぞれが思う悪について。
今回のキャッチコピーは「あなたは良い人ですか、悪い人ですか。あなたは何を信じて生きていますか。わたしに<あなた>のことを教えてくれませんか。」でした。わたしも、みんなの信じているものとか、良いとか悪いとか聞きたい。


鬱の本(点滅社)


まずタイトルがいい。インパクトが強すぎる。鬱についての話ではないらしい。鬱の時に読んだ本や、憂鬱になると思い出す本についてのエッセイ本というものみたいで、かなり最高では?と思っている。
とにかく、いろんな人がどうやって日々を凌いで生きているのかがわたしは知りたいんだと思う。昨日観たドラマの話や好きな音楽の話もしたいけれど、たまには苦しみの根源みたいなものも聞きたいわけで、でもそんな話をできる瞬間っていうはそう多くない。だから、こういう心の奥底みたいな本が出るたびにうれしくなってしまうのだと思う。
この本の説明に「この本が、あなたにとっての小さなお守りになれば、こんなにうれしいことはありません。あなたの生活がうまくいきますように。」と書かれていたのがやさしくてすごくうれしい。ネット注文しようかなと思ったけれど、できるだけ本屋で買いたいという気持ちがあるし、好きな本屋にも入荷しそうな気がするので、もう少し待ってみようかなと思う。


恋できみが死なない理由(河出書房新書)/最果タヒ

これまたタイトルがいい。あと表紙もめちゃくちゃかわいい。
最果タヒさん、何年か前に展示を見に行ったことがある。そのとき、わたしは詩とかを読んだことは全くなかったし、教養もなかったので、この方の言葉が全然わからなかった。その後詩集をぱらぱらと開いたこともあったけれど、やっぱり全然わからなくて、それ以来あんまり触れてこなかった作家。
最近は短歌の魅力とかにも気づき始めてきて、詩集や短歌集といったジャンルも触れられるようになった。そしてこれは詩集ではなく、エッセイなので、抽象、作品として書かれるというよりタヒさんという人間として書かれるのかなと思い、興味がよりめきめきと湧いている。
そして、Twitter(現・X)でこの本の引用を見かけて、その言葉は忘れてしまったけれどすごく心がどきどきしたから、気になっている本です。
この本が恋限定についてのエッセイなのか詳しくは知らない。ただ、わたしは恋とか愛とか、そういうものについて考えるのがけっこう好き。わからないことがいっぱいだから、みんながどういうふうに考えているのかすごく気になる。その中に自分にとっての答えがあるかもしれないと思うとどうしても読んでみたいね。わたしが恋で死なない理由、見つかるかしら。


違国日記(祥伝社)/ヤマシタトモコ

基本漫画はあまり読まないのだけれど、これはちょっと気になっている。
内容は、年の差20歳の姪と叔母の同居生活話、みたいな感じみたい(ざっくりすぎ)なのですが、読んだ人の感想がみんなすごくずっしりしみじみと心にきているみたいで、それをわたしも味わいたいなと思った。
しかも、わたしの好きな本屋が来月違国日記の原画展示会をするらしくて、それまでに少しは読んでみたいなあという気持ちもある。あと、来年映画化するみたいで、その前に読んでみたいという気持ちもある。あらゆるところでかなり人気みたい。11巻で完結しているというのもありがたい。まずは1、2巻くらい買って読んでみようかな〜と思っています。




読みたい本がいっぱい湧き出るとき、今自分はそこそこ調子がいいんだなと思う。読書欲が自分の心の具合のバロメーターになっている。
自分の外の何かで心がわくわくできるのって、自分がいっぱいいっぱいのときには難しいこと。そういう瞬間はときどきあって、真っ暗で淀んだ川に流されているような気持ちになり、けっこう苦しい。だから、こういうわくわくな気分があるときってすごくうれしいな〜と思う。
11月は本のマーケットが2個もあって、それもすごく楽しみ。明らかに本と時間とわたしの体力のバランスがおかしいけれど、いつかの自分のために、わくわくの種はたくさん置いておきたいのです。


この本もおもしろいよ〜とか、感想とかそういうのあったらぜひ教えてください📕

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