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喫茶店じゃなくて珈琲屋

最近は本をずっと読んでいる。新しい本を買って読むこともあれば、今まで買って何度も読んだことのある本を読むことも。今日もまたお風呂に入った後、布団に転がりながらアアルトコーヒー店主。庄野さんの本を読んだ。

僕にも憧れる珈琲屋がいくつかある。アアルトコーヒーのように100g500円という破格の値段でしかも豆売りだけで経営をされているお店。結構山のほうにあるメニューのない珈琲屋。1杯700円。100g700円。それだけのお店。そして僕らが生まれるより前から、今までずっとやられている田舎のカフェ。どれも値段も営業の仕方も日にちも全てバラバラだけれど、全部好き。

何がこんなに良いのだろうかと考えてみると、僕なりに思いつくのは世の中の道から外れていることかな?と思う。これは全く悪い意味ではなく。僕の憧れるお店には、流行りがない。流行りに乗ればその瞬間はきっとお客さんが来てくれるだろう。でもなんかそっちの道は嫌だなと感じる。

僕も自分で何年もSNSをやってきて多分向いてないなと感じている。それはバズらせるとか希霊に見せるということが向いていないのだと思っていて、noteもYouTubeもインスタもいいかげんに継続していくしかないんだろうな、そんな感じ。

嫌なことをやめる学校。というのをいつか親友とやる。それをやるために僕らはお店をやりながら嫌なことはやめていこうねと時々話す。もしかしたらやれば売り上げが上がるかもしれないけど、それをやること自体が嫌なのであればやらない。お金を追わない。綺麗事のように思うけど、絶対にやらない。それをやっている自分は楽しそうではないから。楽なことばかりではないと思う。1日の売り上げが0円なんてことだってあるだろう。でも楽しさだけは常に持っておきたいと思う。だから自分が楽しいことをお店に組み込んでいこうと思っていて、逆に嫌なことはやらない。

今はこれだけ時間があるのにお菓子を試作したりしない。だからやらない。その時間があれば美味しいと思ってもらえる珈琲を焙煎することを考えたい。

フードを出したら?と色んな人に言ってもらえる。そう言ってもらえるのは良いことだと思うが、「出しません」とちゃんと答えることにしている。ぶれないように。と自分に言い聞かせているのもあるけど、単純にフードを出すようなお店の広さじゃないし多分やりたいことはそれじゃないから。僕のお店は喫茶店ではなく珈琲屋。美味しいと言ってもらえるような珈琲を焙煎して販売する。飲みたい方がいればその場でペーパードリップで淹れる。それだけ。

なのだが!ここで僕がやりたいのはお腹が空いている人がいたら、食パンを焼いてプレゼントしたり、お菓子を冷蔵庫から取ってもらったりすること。日本酒とワインもあるよ。全部メニューにはないけどね。そういうことがしたいんだよ。

まあ、全てはお店をやりながら。修正に修正をしていくしかないね。日々を繰り返していけるように頑張ります。楽しみます😁

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