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これでもかと思うくらい、いいかげんに生きろ

僕のお店はいま、外から丸見えだから何してるんだろ何ができるんだろって目の前のマンションの方とか地域の方が気になってるみたいで。いろんな方が珈琲屋ができるんだよとか言ってくれたり、看板出してるからバレるんだけど、全然進んでねえじゃねえかって思われ始めてそうで面白い。

僕も恥ずかしくないというか、あまり気にならないから一階にいて本読んだり飯食ったりして外からめちゃ見えているけども、、まあぶっちゃけ遊んでいるようにしか見えないというか。

それでいて僕はこんにちはー!ここで珈琲屋やることになりました!とか外に出て言いに行かないし行けないし。ニコッとして終わる感じで。なんやここのお店やばそうと思われてもしゃーないよな。やばいお店にしますのでお待ちを。

思っているであろうイメージの珈琲屋にはならないということだけお伝えしときたいなあと思っていて、それは珈琲が美味しくないとかもはや珈琲がないとかそういうことではなくて。

ただあまり僕が好みではない流行りの珈琲から、僕の珈琲側へと引き摺り込む作戦。それだけな気がします。

言語化は難しいのだけどね。今の生活の感じで延長線でお店もやりたい。遊ぶように働くんだよ。遊び心だけは忘れないように。

とにかく焙煎しまくって、美味しい珈琲を並べてお待ちしております。しゃれたフードなんかありません。絶対インスタ映えなんかしてたまるか。って思ってます(笑)

とにかくもっと人と話したいな。いま誰とも話さずにお昼を迎えた。口から言葉を発することなく飾ってあるお花に「おはよう」とだけ言っといた。お客さんと話すことなんか無限にあるからね。絶対楽しい。目の前のマンションの駐車場の仕組みとか聞きたい。

お好み焼き屋で働いていた時に身につけていた、腰巻きエプロンはお店に飾ります。なんでかというとここで働いた2年間は一生忘れられない大切にしたい思い出だからです。

というか草野球したいな。張り紙書いて「本日は店主が草野球の試合の為お休みとなります。頑張ってきます」と書きたい。勝ったら次の日お店で面白いことやりたいよね。そんなことなんです。僕が頭の中で考えていることって。

だからどうしても高値で売ってやりたいなんて考えにならない。高値で売った時の自分のことを嫌いになりそうで。性格というかね。商売する身としてタブーなんだろうけど。でもよく考えたら100g800円とか高すぎだろって思っちゃうんですよ。でも買ったらめっちゃ美味しいとか。この前の200g買って3,100円の珈琲屋に行ったんだけど、買った時は高すぎだろと思って家に帰って飲んだらめちゃくちゃ美味しかった。しかも浅煎りの方が。開けた瞬間にふわっと香る良い香りとか、浅煎りなのに飲んだ時に嫌な感じがしないからすごいなと思った。これなら100g 1,900円出してもいいなって思えた。そのくらい焙煎には奥行きがあるんだなと思った。

ただそれを真似して売りたいかと言われるとちょっとよくわからなくて、ちょうど良い値段でお互いが楽しくなるような値段が良くて。それが僕の中では100g600円しかも一律。楽だしねその方が。でもそれだと利益がないかな?とか思うけど100グラム売っただけなら赤字になるとかそんなことはない。利益は薄すぎるけどちゃんとお米は炊けそう。んでやっぱりレジを打つ時に頭の中だけでお客さんには何も言わずに勝手に安くなってるのがいい。

そんな珈琲屋がかっこいいと感じる。広島県にも僕が好きな珈琲屋がいくつかあって、値段はバラバラだけど各々マスターがかっこいいんだよな。それは場所とか雰囲気とか色々関係するんだろうけど、それはもうマスターの生き方というか考え方や珈琲の値段。とか全てに反映されている気がします。かっこいいよね。まじで。

この前400gくらいと珈琲をテイクアウトした時に、絶対に安すぎると思う値段を言われた。だからちゃんとこれあってますか?って聞いたらあってますよーって言ってて、お金払って帰る間もずっと(多分違うよな絶対安いもんなこれは)と思ってて、やっぱり何回計算してもテイクアウトの珈琲代くらい安い。でもまた行こうって思えた。これは安くなったからまた行こうじゃないんだよな。これを目指したい。これ1個目ね。

あともう一つ別のお店だけど、こちらは珈琲のことに関して色々とお話ししてもらった。それで大体の珈琲屋は自分の珈琲が最強だと思ってるし、僕も自分の珈琲が1番うまいとか普通に思っちゃうんだけど、でも必ずあそこの珈琲屋より僕の方が美味しいでしょ?とは言わない。僕の淹れ方はこうで焙煎の仕方はこうでだからこうしてこの値段で出している。という自分で確立した軸があってかっこいいと感じてしまう。そのお店の口コミにはメニューがないし珈琲豆も売れば良いのに。と書いてあるけど珈琲豆は売ってるんだよ。書いた人が聞いてないだけ。でもお客さん側からしたらそれが普通でメニューに書いておけよとなるのも当たり前。当たり前なことがお客さん寄りになっていることが多いから、今度からお店側で頑張る身としては、お客さん。思った通りにはいかないですよ?😏って感じでやっちゃいますよ。もちろん楽しんでもらえる方向でね。うざいお客さんは普通にうざい対応しちゃうかもです♪

いやあ、すみません。こんな屁理屈しか言わなそうな珈琲屋で。ただ10年、いや20年くらいかけてのんびりやっていきたいことがあるので。僕はそれを目標に日々珈琲と向き合って焙煎してドリップして飲んでもらうことしかできません。かっこいいことを言ったら儲けまくるよりも焙煎しまくりたいみたいな感じ。とにかく美味しい珈琲を焼くにはどうしましょうかっていうのを適当にやりまくってみたい。やっぱり焙煎している人が僕にとってはかっこいいんだよな。

テイクアウト専門みたいなお店ですけど、一応お店でも飲めます。まあ基本的には持って帰ってもらう感じになりそうですけど。最近ずっとモヤモヤしているのはテイクアウトという言葉。海外にはテイクアウトという言葉はなくってテイクアウェイかトゥーゴーって言うんだよってよく聞くから、ずっとテイクアウトというのを躊躇ってしまう自分がいる。takeaway ,togoどっちも良いよね。こっち方向で行きたいところはある。

変なプライドばっかりで、自分で自分の首を絞めてしまうことが8割くらいあるんだろうけど、それでもやりたかった珈琲屋をやってみるしかないよな。いらんものは捨てていくしかないけど、自分にとって嫌なことはどんどん排除したい

嫌なことをどんどん排除して、ドヤ顔で僕嫌なこと一個もやってないんですよ。でもみてください?なんか楽しそうでしょ?って店でやりたいし、言いたい。いいんすよこのくらいで。みたいななんやこいつって腹が立つくらいいいかげんなやつだなと思ってもらえますように。

これでもかって思うくらい適当に生きてくれ。

自分に毎日のように問え。


ま、お客さん来てもらわないと何も始まらないのだけどね。みんなきてくださーい

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