少しずつ、一歩ずつ
祖母の急死から半年以上、好きだった叔父も急死した。
最期はどれだけひとりで辛かっただろう。
思うだけで涙が出た。
そんなつらい事もあるけれど、わたしは少しずつ前に進んでいけている気がする。
本格的に自分の体型と向き合うようになり、ダイエットを決意。
2ヶ月でマイナス6キロの減量を達成してなお継続している。
理由はSNSで出会った人が会いに来るからという理由だった。
その人に幻滅して欲しくないから少しでもきれいな自分でいたいから。
実際その人とは会えていないけれど、とてもいいきっかけを与えてくれた。
Twitterはいろんな情報がありすぎて疲れてしまって、他のSNSを始めた。
そこでたまたま繋がったひとがいた。
年下のいまの恋人である。
わたしの中で年下とお付き合いするなんて絶対ないと思っていた。
異性として弟のようにしか見えないし、遊んでいそうだし、この年齢にもなっての恋愛だから失敗したくない。
別に恋人がいなくてもそんなに寂しくもないし、1年ぐらいいないから慣れてしまった。
期待なんかこれっぽっちもしていなかった。
でもなぜか気に入られてしまって、たくさん連絡もくれるし会う約束もしてくれた。
だから全部話そうと思って全部話した。
自分のこと、年齢のこと、家族のこと。
精神的に弱くなってしまったから迷惑をかけること、仕事もしていなくてどうしたらいいかわからないこと、結婚を考える年齢であること。
出会って3回目でこんなことを話すのもめちゃくちゃ重たくてめちゃくちゃ圧をかけたなぁと思う。
でもそこまでの決意や意思がなかったら付き合っても迷惑をかけてしまうと思ったから。
彼は年下でもうんうん聞いてくれた。
自分の家庭環境も複雑であること、仕事のこと、これまでの恋愛のこと、いろいろ話してくれた。
久しぶりにこの人を信じてみてもいいかなと思えた。
口下手で好きも会いたいもさみしいも伝えるのが不器用だけれど、それでもそのままでいいよって言ってくれた。
がんばろう、じゃなくてそのままでいいよって
いちばん安心する言葉だと思う。
こんなわたしでも受け入れてくれるのかって嬉しかった。
だから彼と恋人になった。
もうすぐ1ヶ月。
いろんなことを経験したけど、前に進んで行けそうな気がする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?