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「抗議します」

なんで、彼女は懲役9年⋯??

昨日のこのニュースをみたときから、苦しかった。

女性差別的判決

ニュースでは自民党の議員の裏金はお咎め無し。
性犯罪加害者の多くは執行猶予。
だけど、
女性である、彼女は「懲役9年」「罰金800万円」

おかしいのでは⋯?

司法の場ですら、
彼女の背景は考慮されないのはなぜ?
私は弁護側の言う通りだと思う。
「ホストに利用された被害者的側面もある」

「男性に対し言葉巧みに好意があるよう装って、繰り返し金銭を詐取した。男性心理を手玉に取り、その好意につけ込む誠に狡猾な犯行。意中のホストらの売り上げに貢献するための資金を得たいなどと考えて犯行に及んでおり、その動機は誠に身勝手で、酌むべき余地はない。刑事責任は相当重いといわざるを得ない」

名古屋地裁の大村陽一裁判長


いやいや、「意中」ってなに?
ホストはマインドコントロールするのが
とても上手。
ホストは「客」である女性の弱みにつけ込む。
居場所がない、虐待、いじめ、性暴力、貧困⋯
たくみに聞き出し、「俺らがいるよ」と洗脳する。

なぜ、ホストもお咎め無しなのでしょうか?

彼女が「過呼吸」になったのは
「司法の場での絶望」を感じたからではないでしょうか。

司法の場でも女性差別

私は、「また名古屋地裁⋯」と思ってしまった。
2019年頃から日本でもはじまった「#ME TOO」運動。
その発端の1つの事件も「名古屋地裁」だった。
被害者の女性に寄り添わない。

あのときの判決を思い出して、
「また繰り返されている」と、このnoteを書いているのかも知れない。 

司法の場では男性が圧倒的に多い。
そして、残念ながら、「傷つきのある女性」に寄り添う姿勢はないところがほとんど。

すべての男性とは言わない。
だけど、
多くの男性たちは「性は買える」という認識のまま社会にいるのだろう。
そして、こうした判例が、更に女性を傷つけることになっていることも知らずに。
司法の場は「性的搾取が容認する社会」をつくっている1つでもある。

彼女にいつか、会いたい。繋がりたい。
そして、
彼女のような女の子たちと出会うために、
今日も私は活動をする。


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