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テレワークと障がい者雇用

昨日は、テレワークをテーマにした障がい者雇用セミナーに参加してきました。

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結論から言うと、とりあえずとても良かった!

新聞やネットで話題になることが多い「テレワーク」。
なんとなくは分かっていたけど、登壇者の皆さんがリアルな話を分かりやすくしてくれて、ちゃんと理解できた気がします。

セミナーのよかった理由は、実際にテレワークで働く障がい者の方の声が聞けたこと。
webでセミナー会場をつなぎ、ご本人のリアルな話がたくさん聞けたのが良かったです。

さすがテレワークです!

個人情報もあるので細かなことは省きますが、テレワークで働くご本人は地方(とてものどかなとこみたいです)で生活しながら仕事をされているようでした。

登壇というか出演?していたご本人の話では、
・住んでいる地域には障がい者雇用の求人がない
・引きこもりや精神疾患などのある人への社会参加の機会の少なさ
・出社しないテレワークに対する理解の不十分さ
・自分の体調やスタイルにあった働き方の選択肢が少ないこと
などなどの意見があって、ご本人がコメントされることでとてもリアルに感じることができました。

雇用する関西の企業は、web上で朝礼終礼、チャットなどでの密なコミュニケーションに努めておられ、定期面談もwebで実施し、定期的に関西から遠く離れた地方まで行って本人と家族にお会いすることもしているとか…。

今回のセミナーで何が一番良かったかというと、とりあえずテレワークで働く障がいのあるご本人の表情がめちゃめちゃ良くって、「テレワークという働き方に悪いところは見つからない」と笑顔で言われていて、なんだかとても羨ましくなりました。

とっても幸せそうな顔をされていたのが印象的でした。

・通勤にも悩まない
・雨の日の出勤もない
・寝坊してもPC立ち上げれば遅刻せずにすむ
・体調によっては自宅のベッドで小休憩できる
・周りの目も気にならない

これって、もしかすると都会で働くほうがストレスフルなのかも!って思ったりしました…笑

今回のセミナーは、障がい者雇用企業が主催するセミナーで、他社事例もたくさん紹介され、企業における雇用の在り方はどんどん多様化していると改めて感じました。

働き方の多様化は、どんどんスピードアップしているようにも思い、僕もまだまだ勉強して色んなスタイルの雇用現場を知るようにしないといけないです。

障がいのある人も、働き方改革というか多様な働き方の視点は必要で、企業にとって戦力となる多様な働き方の事例はたくさんあっていいはず。

テレワークから学ぶことも多いですね!

障がいのある人は企業の中で戦力になる可能性は必ずあって、
でも今は、潜在的な人材は地域や地方に眠っていることが多くて…

潜在的な戦力を社会ニーズとどう組み合わせるか…

就労支援者は、頭を柔らかくして、たくさん創造して、実践していかないといけないですね。

多様な働き方って、働く人も企業もお互いのことを柔軟に理解しあって働くこと。
多様な働き方は、多様な価値観がベースにある。

そんなことを色々と考えることができた、いいセミナーでした。

↓写真は、この前行った青葉仁会さんの古民家

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#テレワーク #障がい者雇用 #多様 #柔軟

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