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読了「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

以前知り合いの藤田女史に紹介された本。
中々時間が取れなかったがようやく読了。
大まかな内容は本の裏表紙にも書かれているが、
首相官邸でコロナクラスタが起き、
総理が感染して死亡するといった混乱の中、
かつてから画策していたAIとホログラムで偉人を復活させ最強内閣を作り、偉人たちのえげつない
決断力と実行力で難局を乗り切ると言ったもの。
途中まではビジネス本ゆえに色々な施作を
上げてゆくだけのものと思っていたら、
コンピュータゆえのバグが出てきて、
小説っぽくなり、アメリカとの対立や、
多少のロマンスなども散りばめ、
かなり読みやすい話となっている。
特に最後の日米共同記者会見での家康の言葉と
自分が自由を得るためにできる他人の不自由と
言う矛盾には納得である。
最強内閣に選ばれた偉人の設定も
中々の物であり、経済と歴史を知っていないと
ここまでかけないかなと。
特に坂本家と明智の繋がり、
新撰組と龍馬との関係etc
今年最初に読む本としては読み応えありました。

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