(詩歌集)こんにゃくの角で戦う大統領(抄:短歌のみ)
短歌の部
十二時半冷えるコバルトブルーの灯丸く収めずごうがふかいな
呪文さえ彼の名を呼ぶのみならずその影射止め時を戻して
自制心しこりの中にゴキブリの卵埋め込み虫唾を流す
一重まぶたの君が見るエトセトラねじれの位置のぼくには届かず
仕事場で赤鉛筆を滑らせて流された血は二百リットル
大統領その場で嘔吐大往生トランプタワーも吹けば儚し
チョコレート投げつけロッテと叫んでも口にはハムを詰め込まれてる
壊れるほどに愛しても散文の一も伝わらないセンスなので
セックスのリアルなぬくもり知らんがなそれでもいいじゃんロボットだもの
脳髄にアイスピックをぶっ刺してああどこへ行く松嶋菜々子
細い路地君が裸で倒れたら襲っちゃうんだ人間だもの
人間の愛に重さがあるのならとっくに地球はブラックホールさ
ライディーン今は古いと笑う君媚薬に漬けて溶かしてみたい
宙に舞う中学二年の白昼夢桜吹雪に見下ろされるな
(作者注:この後本来であれば山中ジロウ名義の歌詞がいくつか並ぶはずだったが権利関係等の諸事情により割愛する)
おすしを~~~~~よこせ!!!!!!!!おすしをよこせ!!!!!!!よこせ~~~~~~!!!!!!!おすしを~~~~~~~~~!!!!!!!!!!よこせ~~~~!