見出し画像

図書館ワンダーランドの続き

タカーシーさんの図書館のお話、とっても興味深くて面白かったです!
大学生と大学院生だけが入れる「特別なお部屋」があるんですね。なんだかワクワクしますね!一般人にはあまり必要のない専門書などがおいてあるのかな?電動で動く書架という棚があるんですね。モグラになってずっと籠っていたくなる感じしますね。

私が先日借りた本は次の3冊です。
*「心はどこへ消えた?」東畑開人
*「上機嫌の作法」齋藤孝
*「エッグマン」辻仁成

上記2冊は読了しました。「エッグマン」はこれから読みます。
東畑先生の著書はこれまでも数冊読んでいますが、心理学者の中でも特に好きな方です。文章が柔らかく、誰にでも分かりやすい言葉で書かれているのがなんだかほっこりするんです。
この本も東畑先生自身の心の動きや感情がたっぷりと綴られていて、ちょっとグチっぽかったり泣き言っぽかったり、まるで目の前でわたし一人に向かって話してくれているかのような感覚になります。それが何ともかわいいんですよね。
あぁ、みんな一人で悩んでることはあるんだよな。どんなに立派で頭脳明晰で著名な人でも、考えていることは結構俗っぽかったりくだらないことで悩んでいたりするんだな、と愛しい気持ちになります。

この本は2020年、週刊文春で一年間連載されていたエッセイをまとめたものなのですが、要はコロナ禍での執筆だったんですね。カウンセラーとしてのお仕事の中で出会った、たくさんのエピソードの一つ一つはとても小さな物語です。そしてその中にはクライエント一人一人の「心」があります。
一年間の連載後に、書き終えて初めて見えてきた景色が冒頭の長めの序文に書かれているのですが、この序文がとても興味深くて面白かったです。この本のタイトル「心はどこへ消えた?」の意味がその長い序文に込められています。東畑先生の臨床心理士としての志や大切にされていることを独自の優しい言葉で私たちに分かりやすく伝えてくださっています。おすすめの一冊です。

この本を読んで、先日から気になっていた「野の医者は笑う」を余計に読みたくなりました。次に図書館へ行ったときに、もしあれば借りようと思います。

ではこれから辻さんの「エッグマン」を読みたいと思います。
買う機会を逃した推しの本なので、楽しみです!

今日は短いけどこの辺で。
今週末こそお天気に恵まれて、ハゼ釣りに行けるといいですね!

それではまた。

*アーカイブは下のマガジンからお読み頂けます。

#交換日記    #図書館   #東畑開人   #心理学   #エッセイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?