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繰り返し読む本

私にもありますよ〜!
タカーシーさんも同じ哲学書を何度も買うと書いておられましたが、私は主に小説です。
好きな作家の新作はまず単行本で購入し、文庫本が出たらモバイル用として買い、Kindleにもあればインストールすることもあります。
どこでも何度でも読めますからね。

でもそこまでして買う作家は本当に限られていて、私の場合は村山由佳さんと辻仁成さんです。そうして買った作品を何度も読み返すというのとは別に、買うのは一回(文庫)でも、それを何度も読むこともあります。私にとって「買う」と「再読」とは似て非なるもの。買う行為はいわゆる推し活ですね。一冊でも貢献したい。作家に何か還元できるとしたら買うことしかないですからね。なので好きな作家の本に関してはなるべく本屋か、もしなければAmazonの新品を買います。

そう言った意味でも、再読するのは本当に好きな作品です。元々一度読んだら繰り返し読む行為は私には珍しいのでそんなにたくさんはありませんが、せっかくなのでここにご紹介しますね。

村山由佳作品
「天使の卵」
「天使の梯子」
「天使の柩」
「天翔る」
「遙かなる水の音」
「星々の船」
「燃える波」
「ラヴィアンローズ」
「野生の風」
「ありふれた愛じゃない」
「ワンダフルワールド」


辻仁成作品
「サヨナライツカ」
「ミラクル」
「嫉妬の香り」
「息子に贈ることば」
「父 Mon Pere」
「冷静と情熱のあいだ Blu」
「海峡の光」
「パリの空の下で、息子とぼくの3000日」

石田衣良作品
「眠れぬ真珠」
「再生」
「娼年」
「逝年」
「爽年」

これぐらいかな。辻さんの作品は小説だけでなくエッセイも入っています。
どの作家のどの作品も、最初に読んだ時の自分の年齢や経験を通して感じたことと、何年か経って再読した時の感じ方が全く違うのが面白くて、数年後にまた読もう、今度はどんな感想を得られるかな?という感じで楽しんでいます。

好きな作家の小説を読んでいると、自分も書きたくなるんですよね。
私は村山由佳さんの小説を読むと、自分の経験や記憶と重なることが多くて、つい自分も書きたくなってしまうのですが、いかんせん拙い文章ですので、書いた後に読み返すと笑っちゃうこともありますが、インプットばかりではつまらないですよね。読み終えた後のワクワクした感情をなんとかアウトプットして表現したい。そういう時に妄想列車がやってくることが多いです。

休みの日などはついついSNSに時間を割いてしまいがちなのですが、今また“読書欲”が沸々と湧いてきているので、またこのリストの中から何か今の自分に響きそうなものを再読してみようかと思います。
タカーシーさん、振り返りの機会を与えてくださってありがとうございました。

それではまた。


*アーカイブは下のマガジンから読んでいただけます。

#交換日記 #再読 #小説 #好きな作家 #エッセイ

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