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聴く耳を持っているか?

嶋津亮太さんの「シルキーラジオ」のライブはいつ何時始まるか分からない。

仕事帰り、駅の改札を出て「さあ、風くん聴きながら買い物して帰ろう💕」とスマホを取り出しAmazon Musicを押そうと思って指がstand.fmを押してしまった。すると一番上にシルキーラジオの「LIVE」が見えた!

思わずジョイン!しかし私のスマホは残念ながらAndroidのため聴く専だ。歩きながらチャットできるかな?


内容は非常に興味深い「対話」について。聴きながらしばらく歩いてチャリンコにたどり着く。ドンキに寄って夕飯の買い物へ。

カートを押し、買い物カゴに食材を放り込みながら聴く。インタビューについて。「インタビューはギフトになり得る」という嶋津さんの話はとても深い。誰と話す時もインタビューは必然。話を盛り上げるには聴き方や問い方はコミュニケーションの練習にもなる。

レジに並ぶ。ドンキのレジはいつも混んでいる。ざっと見て10人。しばらく聴くことに集中できるな。ふむふむ。

ブラッディメアリーの話。ザルの上にトマトを乗せて落ちてくる透明の液体だけで作る特別なカクテル。グルタミン酸がたっぷりと含まれるリキッドで作ったそれは極上の旨さ。

コーヒーマスターとの話。ミネラル分の多い湧き水で作るコーヒーと水道水で作るものとでは全く違った焙煎の仕方になる。

インタビューは質問の仕方によって答えの広がり方が全く違ってくる。用意していた質問に沿ったものだけでは面白さに欠ける。いかに脱線するか。いかに臨機応変に対応して話を広げていくか。それはインタビュアーの腕の見せ所。

レジで片方のイヤホンを外して「袋はいりません」と伝えてさっさと支払いを終えて急いで持参したエコバッグに買ったものを放り込み、小走りに自転車へ。5分ほどで帰宅。さあ、落ち着いて聴けるぞ。やっとチャットもできる!


『熱く語るためには?』

先日の「推敲クラブ」では熱い対話があった。文章が好きな人たちが集まって深く熱い対話が実現した。

「好きという感情が一番熱くなる元です」やっと私もチャットで参加する。

上手い相槌や聴く姿勢やリアクションが対話の熱を上げていくという意見も。確かに聴く耳を持っているかどうかで対話は俄然盛り上がりをみせたりする。

楽しそうな人が一人いるだけでその場の空気を変えていく。会議の場や一対一の対話の場面だけでなく、たくさんの人が集まるイベントなどでのMCの方のニコッとした笑顔だけで会場全体のスイッチが入ったりする。要は「空気作り」。

愛嬌は武器。なるほど。笑顔は安心する。対話は言葉だけではなく、ノンバーバルの部分がとても大きい。それは私の仕事である接客にも通ずるところだ。

そこから接客の話に。販売員によって買いたくなったり買いたくなくなったり。

そう、買いたいものがあっても接客が悪いと買わずに帰るという意見が多数。レストランなどの接客でも同じ。なんか「イラッとする」という経験は誰にでもある。

要は「人」なんだ。言葉や態度に人間性が出るとそれは面白いように結果につながる。本当は買ってもらえたものが売れずに終わる。それって大きい。接客は教えるものではない。その人の人間力。それに尽きる気がする。何十年やってても上手くない人もいれば、昨日入ったスタッフがとてもいい接客をすることもある。

お店側の作り上げた「スタッフ言葉」はパーソナルな言葉を隠す。マニュアルは個性を潰すけれど失敗を防げるメリットもある。しかしそれではロボットでもできる。人間的なやりとりを求める接客においてはそれでは通用しない。


たくさんの意見がやりとりされ、次回のcafe bar donna へのプロローグへと繋がっていく。

対話は楽しい。思考はその場に集まった人たちの言葉でどこまでも深く潜っていく。次回が楽しみだ。


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楽しいサロンの数々は全てリンクし合っている。ダイアログデザイナー嶋津さんの試みはいつもエキサイティング✨


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