ジュースといえば

2024.04.05


きょうも雨で寒い。ずっと雨だけど、梅雨のジメジメした感じじゃなくて、ひんやりした春の雨。

情報解禁

新刊の情報解禁すると、急に自分が世界に存在したみたいになる。これまでなんらかの理由で自分の姿がほかの人には見えなかったのが、情報解禁とともに気づかれて、でもこっちはそんな世界に馴染んでないから、すごくオドオドしたり、あわあわしたりする、みたいな印象のきのうからきょうにかけて。

特装版

キャッツミャウブックス限定で販売される紺色の外函に入った「特装版」の予約受付が始まった。
この「特装版」を作ることになるまでの経緯とかもどこかで話せるといいね。

全部サイン本で、僕がいただいたお題に沿った短歌を作る「リクエスト短歌」応募券付。(応募者全員に短歌を作る、というわけではなくて、抽選的ことかセレクト的なことが行われる……と思う)

この「におみくじ」のアタリから派生した「リクエスト短歌」については、枡野浩一さんの「名前短歌」や木下龍也さんの「あなたのための短歌」とやっていることは同じなんだけど、僕の動機はイラストレーターの小泉さよさんがサインをするときにその方の飼い猫の写真を見せてもらって、サインに猫の似顔絵を添える、というのを(そして、すごく喜んでもらっているのを)横で見ていて「ああ、いいな……。僕もあんな感じのことがしたい」というのが発端。
似顔絵を描くように短歌を書けたら、と思ってやっている。なんとなく「短歌の手渡しかた」として、地に足の着いたひとつの形式のように思っている。「歌人としての能力の正しい発露」みたいな印象。

あと刊行前に(実物のない状態で)オンラインイベント的なことを企画していて、それに参加できる特典付き。

「猫の挽歌集」だから、なんというか……告知とかオススメするテンションも難しいんだけど、ぜひ。

今回の猫の挽歌集について「こう思う人もいるだろうな」とか「こういう誹りは免れないだろうな」とかの「こう」は全部考え尽くしたうえで「それでも」って思うところからスタートしているから、何を言われてもだいじょうぶ。

僕もこんなテンションで自著を褒め称えたいし、オススメしたい。

きょう作った短歌

ずっと馬鹿にされている。

ジュース

きのう、不意に思ったんだけど、例えば「ジュースの絵を描いて」と言われて、何色に塗るか。
僕は絶対「オレンジ」なのだ。
ジュースといえば、オレンジジュースが「基準」で、それ以外は「後発組」みたいな印象がある。そんなはずないんだけど、それくらい僕の意識の中で「オレンジジュース」が強い。
これは、僕の年代(1968年生まれ)も影響しているのではないだろうか。最近の若者や子供に同じ質問をしたら「コーラ」とかになるんだろうか?

そう考えると国や地域によっても違いそう。

ベトナムだと「ジュース」と聞くと「さとうきびジュース」を思い浮かべそうだけど、どうなんだろう。

そんなそんな。