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あきらめること

2022.09.15

『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』

ご献本いただきました。ありがとうございます。
潔くて、けれん味のない「シン・マスノ」的な佇まい。1ページ1首1行というのもとてもいい。短歌はやはり1首単位で読むのが本当なのでは、と再認識できるデザイン。
改めて端正な明朝体で読む枡野さんの短歌は、もう何度も目にしているはずなのに新鮮だった。

初顔合わせ

逆に意外性のある出版社から寄稿依頼があった。受けてみた。

Tシャツ

そうそう、これ割と法外(?)にお安くなっております。たたき売り?
ぜひどうぞ。

https://www.shippo.tv/c/gr10/T-shirt001

ちなみにTシャツの英語短歌は下記のとおり。

Things you can get
living with cats:
more laughing voices,
more scratches,
more dust balls and
more "Oh, well"s.
英訳;佐々木あらら

この短歌を英訳したもの。

猫といて増えていくのは笑い声、キズ、綿ぼこり、あと「まあ、いいか」

まだ付いているかどうかは不明だけれど、特製のタグが付いていた。

僕がデザイン・データ作成したタグ

裏面には、こんな短い文章が入っている。

猫と暮らすと、あきらめることも多い。
ソファーも、花瓶も、家の匂いも、腕の引っかき傷も、黒い服も、壁紙も、長い旅行も、だいたいあきらめることになる。
「あきらめる」というとネガティブな感じだけど、全然そんなことはない。むしろ、おおらかになる感じ。
だから、苦笑いしながらいっぱいあきらめてほしい。
あきらめるって、案外すてきなことなのだ。

そうそう、Tシャツと言えば、きのうオンライン面談した里親希望のかたが、小泉さよさんイラストの「ねこのきもち」チャリティーTシャツを着ていて、一気に信頼度が上がった。

きょうのらいさま

そんな里親希望のかたとらいさまは、あしたお見合いである。

きょう作った短歌

楽しみ

第3歌集という位置づけなのか。

一輪挿しの花のような短歌。かっこいい……。

あしたはアレルギー科へ。帰りに「なたね」によって「三十一筆箋」シリーズを納品してくる予定。

そんなそんな。