お宅の猫様寝てますか？
朱祥です。

皆さまの所の猫様は「ふみふみ」しますか？

猫が毛布やクッション等、柔らかい所で前足を踏むのは
子猫時代の名残や巣を整えるといった説があるようです。

うちの場合、たっくんだけが「ふみふみ」しています。
柔らかいフリースや毛布など、口にくわえて「ふみふみ」しているので、私のお気に入りのフリースは全てたっくんの物になってしまいました。

ええ、ええ、そうですよ。私はどうせ猫様の奴隷の身・・・。
フリースだって差し上げなければなりません。

ハルくんはお尻ポンポンしている時のみ、気分が高揚してくると
小さく「ふみ・・・ふみ・・・」としますが頻繁ではありません。

そう考えるとたっくんの方が子猫気分が抜けてないのかな。。とも思います。

家のソファは２人掛けです。
いつも私は左側に座っているのですが、右側は猫様がいらっしゃいます。

たっくんは座っている私の太ももに一生懸命ふみふみしてくるんですよね。

お手々をグーパーしながらふみふみしているので、
私の太ももの潤沢すぎるお肉をつまんでは離し、つまんでは離ししているわけです。

その時に
たっくんの爪がちくちくと太ももに刺さるんですよ。

痛い！！と叫ぶ痛さではなく
気持ちよさそうだからここは耐えていこう、と手の平をぎゅっと握るほどの痛さでもないのですが、ちくちくと延々続く行為にガマンならなくなります。

長年一緒にいてふみふみされていると、この「ちくちく加減」で爪の長さがだいたい検討ついてきます。

ちく・・ちく・・・と軽いものから、時には洋服を飛び越えてグッサァ！と刺さってくる等、色々なバリエーションがあります。

毎日ふみふみされているので、だいたいは「ちく・・ちく」だけで済むんですけど、極たま～に、
え、なんでこの指の爪だけ異常に伸びてるん？
他の爪は全然伸びてないやん。
今、この指の爪めっちゃグッサァ刺さったやん！！
ということも起こります。

なんで１本の爪だけ成長度合いが異常に長いのか本当に不思議です。
毎回、切り落としがないように何回も確認しているというのに！

ふみふみは爪切りのバロメーター。

うわ！痛った！
となった瞬間に爪切りを取りにいってバチバチと切っていきます。

不穏な空気を察知するかのようにこちらをじっと見ているハルくんですが、当然のごとく捕まえられて切られていきます。

今いる猫様２匹は大人しく爪を切られているのでずいぶん楽ですが、
先代のシャム猫暴れん坊お姫さま「れおな」は、熟睡している時限定、それでも１本しか爪を切らせてもらえず、ずいぶん苦労したものでした。
（わいさんから「孤高のれっちゃん」と呼ばれていた誇り高き猫でした・・）

たっくんは最初から全部の爪を切らせてくれたので、すごく感動しました。

たっくんもシニアの域に入っていますが、今もふみふみを止める気配はありません。いつまでも子猫気分の王子様なのでしょう。

猫様の寿命は人間より儚いもの。
好きなだけ甘えさせて、ふみふみさせてあげたいと思います。
でも、ちくちくしたら速攻で爪切りです。

ふみふみして子猫気分を味わっていたら、キライな爪切りされてしまう。

猫様には中々頭が痛い案件のように思います。

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