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大学合格まで実際にやったこと Vol.1


はじめに

合格するまで1年半、私が実際にやってきたことを時系列で書き出してみました。

現役生(高校生)の一般入試であれば6月までに基礎固め、夏以降は過去問と演習と流れがありますよね。けれど、一般入試と社会人入試(学士編入)どちらも視野に入れての準備計画のことは、ネットで検索しても情報はほとんど皆無。ぶっちゃけ、看護系予備校の先生たちに質問しても細かく答えられる人はいませんでした。(失礼ながら….)

 
予備校の先生に聞いても、あんまりパッとした答えは返ってこない。というのはつまり、前例が少なすぎて、正解が分からないということなんだと思う。
 
なので、「私の場合は」だけれど実際にやったことやスケジュール感を棚卸しして書き出してみました! 個人それぞれだと思うから、一つのサンプルとして役に立てたら嬉しいです。

ちなみに私は、学士編入(社会人入試)と一般入試、どちらもガッツリと準備したパターンです。

勉強スタート!迷走期(22' 3月〜9月)

いざ、受験勉強を始めたのも束の間、長らく迷走していました。
一度、現役の時にガッツリ受験勉強をしたことがあるから、私大専願ならではの受験のイロハは分かっていたつもりだった。

看護学部の特色が掴めなかった時期


ところがどっこい!(古)実は、看護学部、いわゆる、看護受験は、一般の学部と異なり、かーなーり特色が強いのです。文学部出身の私からすると、まず、一般入試でも小論文と面接があるなんて、びっくり。しかも、面接の配点が高い。(これは学校による)さらには、大学受験に志望動機を書かせるってどうゆうこと?!という感じだった。

曲がりなりにも、今まで割とバリキャリで働いてきたし、転職経験もアグレッシブにやったことがあるから、志望動機がどうゆうものなのかは分かる。でも、大学を受験する時点で、「看護職を志望する動機」「どんな看護職になりたいのか」「将来は」なんて、事細かく具体的に書く、というのは、やっぱり看護受験の特色だと思う。(医療系全般に言えることだけれど)


あとは、やっぱり大学選びにおいて、ネットだろうと看護系予備校だろうと言われること。「看護観で選ぶといい」という文言。
いやいやいや・・・学ぶ前からそんなこと分かるの?!という感じでした。後に、よーーーーくこのあたりが掴めた私ですが、素人からすると、「看護観ってどゆこと?」という感じ。

例えば、広告業界で働いていたら「自分の広告観は」なんて考えないじゃないですか。営業だったら、自分の営業観として会社を選ぶとかもしないじゃないですか。それよりも、扱ってるサービスとか事業で会社を選びません?だから、この「看護観」という言葉には長らく、悩まされました。


勉強の計画に迷走していた

ぶっちゃけると、看護受験の社会人入試や学士編入におけるスケジュールを明確に示すことができた人は、ほとんどいませんでした。

だから、予備校の先生、YouTubeなどのSNS、オープンキャンパスなどから情報収集をしていた。けれど、やっぱり、9月の学士編入の準備をしながら、冬の一般入試(学科試験)の準備をするということを、具体的にいつ何の参考書をどこまでやればいいのかと計画を立てられなかったんです。

不確かな計画(地図)をもとに、日々、不確かな当てずっぽうな勉強をしていました(沈)。そりゃ、無理な話だと今なら分かります。この時の私に言葉をかけるなら「落ち着いて、まずは計画を練り直そうよ。」です。笑

1回目の聖路加、不合格(22' 9月)

この時はまだ、聖路加しか考えていませんでした。(後に、慶應も受験しようと考えた経緯)
そんなこんなで、入試まで小論文ってどうやって書けばいいの状態で、なぜか精神性だけで合格できると信じて、突撃。そして、結果は撃沈。

小論文もボロボロだし、面接もボロボロでした。

それもそのはず。
自分がなぜ看護職を目指し始めたのか、誰のどんな課題を解決するために何を学びたいのか、などなど根幹となることが、全く話せなかったし自分でも理解してなかった。落ちて当然、というやつです。

2回目にして聖路加に合格した人間として思うのは、リアルに吟味される面接はかなり詰められます(ました)。教授たちも関心があるからこそ、評価するに値するからこそ、厳しく追究されるんですね。しかし、1回目の受験の時、私はそもそも問答をするスタートラインにも立てていなかった。つまり、教授たちからすると、追求するトピックさえなかった、という感じでした。(絶望感)

試験当日、帰りの電車の中、もぬけの殻となって帰ったのを今でも鮮明に覚えています…..。

今後どうしようか悩み、学士を再挑戦すると決意。

学士編入、滑った私。このまま一般入試に挑むか、否か。夫とも相談し、悩みました。

それもそのはず。聖路加の学士編入であれば3年次に編入になるので、2年で卒業ができる。けれど、一般入試となれば、1年次から新入生となるので卒業まで4年かかります。2年の違いは大きいし、学費も年間150万以上かかるので、割とまとまった金額が異なる。

色々と考えた末、やっぱり「学士編入」でいくことに決意!
今思えば傲慢な考えでしかないのですが、「あの試験は、きちんと準備すれば合格できる」と根拠なき自信があったからだ。(後に実際に合格して、やっぱりねと思いました。誰)


長くなってきたので、続きは別記事に分けて書いていきますね。
次回の記事は、再スタートをきって合格するまでにやったことを綴ります。


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