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人生記、に。~中学①~

中学時代

友達が本当に少ない中、入学した中学校。
それでも私はワクワクしていました。

可愛い制服!素敵なスクールバッグ!
グッと大人になった気分になるローファー!

コミュニケーションが苦手な私なりに、
なんだかんだ友達を作り意外と楽しく過ごせていました。
悪友、なんてのもできたりして、
友達とこっそり校則を破ることの楽しさを感じて。

覚えているのは、お菓子禁止と知っていながら
授業中こっそりほっぺの裏にメントスを忍ばせて
友達とニヤニヤしたこと。
お金持って行っちゃダメ、寄り道しちゃダメ、の中
午前で学校が終わる日に友達と制服のままカフェに行ったこと。
まあ、カフェでは宿題してたのですが。

そんなささいなことでも、
真面目に生きてきた私には刺激的で楽しかったのです。

中学校に上がることの醍醐味の1つである部活。
歓迎会の演奏がかっこよく、一瞬で魅了され、
吹奏楽部に入りました。
第一希望のフルートを吹けることになって、
新しく友達もできて、恋話なんてしちゃって。

イケイケグループに憧れつつ、
なんだかんだ楽しいな、たまに一人になりかけるけど、
と感じながらも中学2年生になり。

クラス替え後も一緒にいてくれる友達ができ。

夏休みになり。

毎年恒例の、母、弟、妹で
母の実家に遊びに行く、という旅行をし。

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ーーそのまま、もとの中学校に戻ることはありませんでした。

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