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【プランターで自然栽培に挑戦!】固定種のうまい菜~初心者の方向け、種からの育て方全体像把握偏~

今回は自然栽培の話です。

現在、プランターで自然栽培に挑戦中なのですが、ここまで実際に家庭菜園超初心者の私が色々ネットで調べたり勉強会で学んだりしたことをもとにやってみて思ったこと…。

たくさんの情報が点在していて、結局どうしたら良いのかよくわからない!

しかし、最近は実際に野菜のお世話をしながら調べごとをしていると少しずつ分かってきたこともあります。(正直、今わかっても遅かったことも(^_^;))

私は、用語もよくわからないのに手探りで始めてしまったので、ここには超初心者の方でもわかるように、私がわからなかった用語は言い換えて書きます。

始める前に全体像を把握しておくことがとっても大事だったなぁ。と反省しておりますので、うまい菜の種播から収穫まででチェックしておきたいポイントをやること順にまとめます。

これからうまい菜の栽培をしてみようという家庭菜園初心者の方は、ぜひ一読してみてください。参考になれば嬉しいです。

1、播種時期、栽培時期の確認

播種時期(タネまきの時期):3~10月
発芽適温:25度前後

栽培時期:真冬以外1年中栽培可能
生育適温:15~20度で秋から冬にかけてが最も美味しい

特徴:高温と乾燥に強いので夏場でも栽培は可能
日当たりの悪いベランダでも育つ
病気と害虫にも強いので家庭菜園初心者には向いている

2、必要なサイズのプランターを用意する

標準~大きめ(大きめの株に育てるなら1つのプランターに2株まで)
私は、写真のような全長68cmの大きめのプランターを用意しました。

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大きめの植木鉢での育成も可能です。(この場合、1つの鉢に1株)
下の図のようにレリーフプランター650に上下15cmあけて2列で5cm間隔に種を蒔くことも可能。この場合最終的には10センチ間隔に間引くので、7株✕2列で最大14株栽培できる計算ですが多すぎる気がするので、小ぶりのうまい菜になるでしょう。

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自然栽培の場合は肥料を与えないので、混み合っていると栄養を取り合って育ちが悪くなります。
なので育成過程でゆったり30cm間隔まで間引こうと思います。
つまり、全長68cmのプランターだと最大4株まで育てられることになります。

3、播種2週間前には土作りをする

うまい菜は酸性の土壌ではうまく育たちません。
1㎡あたり100gの苦土石灰を種播の2週間前には土に混ぜて土作りをしておきましょう。
プランターなら大さじ1~2(10~20g)の苦土石灰が適量です。

4、播種前日、種を水につけて発芽させやすくする

種の表皮には発芽抑制物質が含まれるので
一晩水に漬ける

5、播種

5-1 ポットかプランターに直まきか
プランター菜園の場合、種まきはポリポットかプランターに直まきかの2パターンあります。
根っこを食べる大根や人参などの野菜は直まき
それ以外は管理がしやすいからポット蒔きがよい
ようです。
ポリポットで育苗すると管理がしやすかったり、家庭菜園の場合スペースを有効活用できるというメリットがあるようですが、個人的にはまだあまりメリットを感じていません。

5-2 種は好光性か嫌光性か
フダンソウはどちらでもないので、それほど気にしなくて良さそうです。

好光性種子は土をたくさん被せてしまうと発芽しにくかったりするようです。

6、発芽するまでの水やり

毎日1日1回。種を蒔いた後は発芽まで、表面が乾燥しないよう十分に水やりを行います。
プランターの排水溝から水が流れ出るくらいまでです。
また、プランターに種をまいた場合は土が乾燥しやすいので、発芽するまで濡れた新聞紙をかぶせておくと良いようです。

7、発芽後の水やり

乾燥に強いので土の表面の感想が目立った時でいいです。7~10日に一度でOK。
注意したいのは、日当たりが悪くて、水をあげすぎるとひょろひょろに育ってしまう点です。特に日当たりが悪いとひょろひょろになって折れ曲がります。(我が家のうまい菜が今まさにこの状態( TДT))


8、適宜間引く

発芽した後は子葉が出る頃に生育の良いものを残して最後は1本だけにします。本葉が4~5枚に出るまではポリポットで育てましょう。

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↑本葉が出ている状態
間引くときは引っこ抜くと近くに生えている残したい苗の根を痛めてしまう可能性があるので、根本からはさみで切ります。
最終的には大株の場合30cm間隔、小ぶりなら10cm間隔まで間引いたらOK。

先にも書きましたが、肥料を与える場合は10cm間隔で混み合っていても小ぶりで育ってくれるのでしょうが、自然栽培では無肥料のため30cm間隔まで間引こうと思います。間引いた株はベビーリーフとしてサラダなどで食べられます。

9、収穫のポイントを押さえて長期間楽しもう!

外側の葉から摘み取れば、内側からまた新芽が生えてくるので長期間収穫が楽しめます。

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最後に

うまい菜栽培初心者の方はぜいこれらのポイントだけでも押さえて挑戦してみてください。

私もこれからは水をあげすぎないように気をつけて、元気なうまい菜を育てていきたいと思います!

今回まいた種がうまく育てられなかったら、9月ごろにまた播種してリベンジしたいと考えています。

まずは、今のうまい菜たちが元気に育ってくれますように(><)!

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