さと(いぬ)

ボードゲーム大好き。 嫁と子供²はもちろんのこと。 ブログhttp://plaza.r…

さと(いぬ)

ボードゲーム大好き。 嫁と子供²はもちろんのこと。 ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/sa103to/「ボ育て!」 http://togetter.com/li/486770

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最近の記事

もしも桃太郎がボードゲーム三昧だったら

昔々あるところに、ボドゲが大好きなボじいさんとボばあさんが住んでいた村に行ったことのある人がスタートプレイヤーとなります。 ボじいさんは増築するため山へ柴刈りに、ボばあさんは家族を増やすために川へ洗濯するよう配置されました。 ボばあさんは川で、どの洗濯ものから洗おうかとグズグズ長考しているうちに、川上からウボンゴ、ウボンゴと大きな桃のような箱が流れてきました。 ボばあさんはとてもビックリしましたが、マストフォローのルールに従い、大きな桃の箱をテイクして家に帰りました。

    • ポチれメロス

      メロスは激怒した。 必ず、かの予約瞬殺の同人ゲームを獲得せねばならぬと決意した。 メロスには棚の空き具合がわからぬ。 メロスは地方のボドゲ民である。 葦を取り、羊を増やして勝利点を獲得してきた。 けれども話題作の同人ボドゲ在庫に対しては人一倍に敏感であった。 きょう未明メロスは家を出発し、野を越え山越え、十里離れた此の東京ビッグサイトのゲームマーケットにやってきた。 メロスには棚の空きスペースも、ボドゲを崩す時間も無い。 だが、メロスには竹馬の友があった。

      • 魔法の使い方

        実は、私たちは魔法が使えます。 訓練は必要。 誰にでもできます。 やり方はこう。 同居人がやろうとしている、やらなきゃいけないと思っている雑用を、その人が気づかないうちに終わらせるだけ。 例えば、翌朝のゴミ捨てのためにゴミを集めるとか、子供達が寝る布団を整えるとか、お風呂掃除を済ませておくとか、洗濯機の洗剤が空になりそうなので詰め替えておくとか。 ポイントは以下の3つ。 その1:やろうとしている雑用を事前に察知できるように、普段から気にかけていること。魔法をかける

        • 積みゲーになった話

          朝、目覚めたら積みゲーになっていた。 昨日は布団の上で寝たはずなのに、気がついてみるとなんだか固いものの上に寝かされていて、身動きが取れない。取れないというか、体が箱になっている。 さらに、昨晩かぶって寝たはずの柔らかい羽毛布団が四角四面の重たい箱になっている。それもひとつではない。複数の箱が積み重なっている。 その上、まわりを見回すと四方八方を箱でみっしりと埋め尽くされている。圧迫感がすごい。 そうやってあたりをうかがっていると、扉が開いて出社準備をした僕が部屋に鞄を取りに

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        • 妄想ボードゲーム暴動
          2本

        記事

          もしも「ボードゲーム」がオリンピック正式種目になったら

          「17日間にわたって開催されたオリンピックもいよいよ最終日。『ボードゲーム積み 男子フリースタイル決勝』の演技が始まります。実況はわたくし、独尼 歩地彦、そして解説は朱臨句 夢起男さんでお送りいたします。朱臨句さんよろしくお願いします」 「よろしくお願いします」 「この競技、今回からオリンピック正式種目となったわけですが、日本勢にメダルが期待されていますね」 「日頃から狭い居住空間にありとあらゆる物を詰め込んでいる、日本人ならではのライフスタイルがそのまま競技に直結して

          もしも「ボードゲーム」がオリンピック正式種目になったら

          妄想ボードゲーム暴動 2

          押入れを整理していると、 大学生の頃に買った人生ゲームが出てきた。 箱を開けると、 紙幣が新品同様で 人型のピンがほとんど切り離されていない。 1回しか遊んでいないからだ。 当時の彼女と、たった1回。 付き合ってた期間は短かった。 イヤな思い出だ。 その頃の事をつらつらと思い返していると、 小1の息子に見つかってしまった。 「おとーさん、それなーに?」 「ん。……人生ゲーム。」 「ゲーム!?あそぶー!貸して!」 「あ!」 僕の手から箱をひったくり

          妄想ボードゲーム暴動 2

          妄想ボードゲーム暴動

          僕の嫁は、あまりゲームに興味がない。 遊んでくれない訳じゃない。 誘えば遊んでくれるし、 遊び始めればガチになり、 勝敗にかなりこだわりだすので、 嫌いなわけじゃないんだろう。 ただ、自分から「遊ぼう」と 言ってくることがないだけだ。 じっくり遊ぶには、 休日の夜が狙い目だけど、 日中は二人の子ども達が フルパワーで迫ってくるので 夕食、お風呂、寝かしつけとこなすうちに 嫁はかなり疲れてしまう。 そうなると僕も「遊ぼう」とは言いづらい。 今日こそ

          妄想ボードゲーム暴動