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苦手と向き合う経験をつむ

明日はDxPの全社MTGがある。普段各々の部署で動いていることが多いDxPにとって数少ない、みんなが集まる機会。

そこで私はアイブレを担当することになった。なった、と言っても誰かにお願いされた訳ではなく自分から希望した。誰かやってくれる人ー?という声にいつものノリで「はーい」と手を上げてしまった。なんかまぁできるかなって思って。でも後から後悔した。

なぜならよく考えると自分のとても苦手なことだったから。


さぁどうしようか、と考え始めて分かったけどまず自分は一人で何かを進めることがとてつもなく苦手だった。どういう順番で考えを進めればいいのかがわからない。

とりあえず「アイブレ 大人数」でググる。色々でてきたけどなんだかあんまりしっくりこない。あれ?なんだか考えるの楽しくないぞ?そうすると嫌なことはできるだけ後回しにしたくなって直前まであんまり進めることができなかった。


「どんな感じ?進んでる?」と声をかけられてふわっとしたいくつかの案を持って行く。こんな要素があったらいいんじゃないかなとヒントをいくつかもらい、家に帰る。ん〜なんだかまだしっくりこない。ググる。んんん悩む、、、の繰り返しという感じで今日の朝になってしまった。

一人で進めているとこれでいいとか悪いとか言ってくれる人がいない。アイブレの案にしても自分の引き出しが少なすぎる。アイデアを出してくれる人が欲しくなる。そもそも実は人前で進行することもめちゃくちゃ苦手だ。あがり症だし、盛り上がるかどうか不安でしかない。でももうこんな直前になってしまったし誰かに頼ることもできない。。そう思っていた。

再度社員さんが「1回打ち合わせしよか」と言ってくれたので今朝、2つ案を持っていった。

打ち合わせをする中で違う要素を考える必要が加わった。それを合図に私の心はどんより暗くなっていく。やっぱりうまくいかない、全然できる気がしない。息がつまる。誰かのせいにしたい。たかがアイブレくらいも一人でできない自分が嫌になる。

そんな思いに暗い顔をする私を見た社員さんが「さんちゃん大丈夫?さんちゃんがどんどんアイスに包まれていってるで笑」と声をかけてくれた。そこで何かを一人で進めることがそもそも苦手なこと、人前で進行することも苦手なこと、現状なんだか苦しいことを伝えた。

するとその人は「そうかぁ、難しいな。どうやって考えたらいいんやろう」そう言って、もし自分がやるならこんな順番でこういうところに注目してアイブレを組み立てていくという話をしてくれた。

社員さんの話を聞いているうちに自分のこの苦手意識がどこから来ているのかを理解した。私は経験が少ないことから自分に自信がなく、その上その場にいる人を信頼できていなかった。

苦手の原因がわかるとそれを克服すればいいのだとわかる。私の場合その場にいる人のことをもっと信頼してとりあえず経験を積んで成功体験をすることだった。そこまでわかるとなんだかいけそうな気がしてきた。

自分が「苦手」と思っていることは少し視点を変えるだけで「苦手だと思ってるだけで実際は苦手でないもの」になるのかもしれないし、苦手に一緒に取り組んでくれる人や苦手を克服する方法があれば退治できることかもしれない。

トライ&エラーを繰り返して苦手だと思っていることを1つずつなくしていこう。

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