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聞き上手と聞くだけの人

先日、会社の女性社員と話をしていた時、プライベートな雑談になり、
数人でたまに食事に行っていた男性の一人から、二人で食事に行こうと誘われて行ったそうですが、
結果、男性にがっかりした
という愚痴を聞きました。

その男性は、とても温厚で、感じは良いのですが、
その女性曰く、
一緒にいてめちゃくちゃつまらない

なぜ、つまらないのか?

話を聞くばかりで全然話をしてこないとのことです。
無言になるのがちょっと嫌だったので、頑張って話しかけると愛想良く頷いてきて話を聞くだけ。

さすがにイラッとして、
せっかく食事に来ているので、あなたの話をしてもらえませんか?
と言ったそうですが、
話を聞いているのが楽しい
と答えたそうです。

そうですか、私は楽しくないんですけど。

とは口には出さずに思っただけだったようですが、気持ちはわかるかもしれないです。

【聞き上手】と【聞くだけの人】の差なのでしょうか?
人によっては聞くだけでも満足してくれるのかもしれませんが、話すのも時に結構疲れます。

コミュニケーションにおいては、相手に伝えることが目的となる時、聞く方が主導権を握るので、考えようによっては話さないというのはマウントになることもあります。

このケースの場合は、とりあえず聞くという一般論を取り入れてしまっているだけで、本人に悪気はないのかもしれませんが、
その彼からの食事の誘いは、今後は二人ではなく、みんなで行こうと断りを入れているそうです。

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