春休みの終わりごろ、互いの夫が泊まりの出張なので妹が中学3年生の姪を連れて泊まりに来た。
学生時代の床に物だらけの散らかり狂った姉の部屋をよーく知っている妹はその姉の家が片付いていること（独身時比）にびっくりしてくれた。

「素敵なおうちでいいなぁ。猫ちゃんもかわいいし」と言うかわいい姪に
「おばちゃん（錆猫のこと）だって昔は部屋ぐちゃぐちゃだったんだから！みんなやればできるんだから帰ったら片付けなさい」的なことを言う妹。

私の名誉と姪の気分　大暴落。

まったくうるさいねぇ。私も片付けろ片付けろと母に言われてたけど、
片付けられるようになったのは40過ぎてからだよ。

楽しくお家で夕飯を食べて、夜は姪と同じベッドでおはなし。

部活のことや習い事のこと、勉強が好きでなく奇跡的に補欠合格した学校の勉強についていけず成績がとっても悪いことなどを話してくれた。

あなたのママとパパ（錆猫の実妹と義弟）は真面目で勉強好きで努力家だから姪の怠けグセと勉強嫌いな気持ちはあまりわからないかもなぁ。と思う。

「勉強する気おきないのは仕方ないよねぇ。」
「しなきゃいけないって分かっててもなんかできないよねぇ」
「夜ふかししてもどうせ勉強しないから早く寝たほうがいいよ」
「私とママ（姪の母親＝私の妹）だって姉妹なのに私は全く勉強しないのにママはすごくしてたから生まれつきかもね」
「私は姪ちゃんが健康でそこそこ毎日楽しいならいいと思うよ」
「勉強はさ、大人になって興味がわいてしたくなったら自分でお金払えばなんとかできるからとりあえず健康に気をつけて、目と歯が悪くならないようにして毎日過ごせばいいと思うな」

そして、少し悩んだけれど、服やコスメに興味がすごくあるとのことなので

「車と家とか奨学金は別だけれど、絶対に無駄遣いで借金しちゃだめだよ。
カードでたくさんお買い物するのも借金だからね。勉強は無理してしなくていいからそういう借金はしないようにしてね」

おばちゃんはそれで30代を全力借金で過ごして人生の選択肢が狭まってしまったから、と言いたいのを飲み込み

「借金がなくて健康なら、いくつになっても色んなことができるからね」と言った。

姪ちゃんが、そこそこ幸せならおばちゃんは嬉しい。
そしてママに相談しにくいことやママがあんまり分かってくれないことをおばちゃんに話そうかなと思ってくれたら嬉しい。
そして部屋がぐちゃぐちゃでもなんでも、破綻するような借金しないで生きていてくれたらとても嬉しい。

もう。ただそれだけ。

※本当は借金も破綻する少し前までは楽しいのであまり否定したくはないけれど、姪にはして欲しくない。

自分はしたけれど子供にはしてほしくない。そんな気持ちがわいている。
また私がかつてしたようなひどい失恋や人間不信になるような出来事には遭遇しないでほしいけれどそれは相手があることなので私のアドバイスでどうにかなるものではないだろう。

なので自力でどうにかなるかもしれない大借金はするなだけを伝えた。
姪ちゃん新年度もがんばって♡♡♡