古瀬詩織/Siori Furuse

奥様思想家。現在は2児の子育てと双極性障害療養の傍ら、詩を中心に創作、Kindle出版…

古瀬詩織/Siori Furuse

奥様思想家。現在は2児の子育てと双極性障害療養の傍ら、詩を中心に創作、Kindle出版など。執筆等のお仕事のご依頼はXのDMまで。 https://x.com/siori_furuse?s=21

マガジン

最近の記事

不登校児が 週に1回学校へ行く 素晴らしからずや サイゼリアの ランチ550円 また嬉しからずや

    • 結婚しろ!

      ==校正中・執筆中 創作大賞応募予定== 結婚しろ! 古瀬詩織 はじめに ■迷える若い男の子たち とある男子高校生主宰の、オンライン哲学カフェのお題です。 ーー「結婚は必要か?」 「奥様思想家」を名乗り、活動している私。彼の問いについて、語り合うことに、とても興味が沸いて申し込んだのはいいけれど、考えているうちに自分の中で解が出てしまったので、その日の内にキャンセル!(キャンセル待ちをしていてる方がいたのもあり・・・汗) 主宰者の彼に、「早めに出版します!」と

      • 応用物理エンジニアの夫と『オッペンハイマー』を観た。有意義な時間だった。やっぱり奥様は大事だと思った。 I wanna be a sacrifice But I don't wanna be a sacrifice If possible I won't die in vain

        • みんな屍じゃなくて被験者。 だからよかった事も悪かった事も忘れないでほしい。 未完成でも役に立ってる。

        不登校児が 週に1回学校へ行く 素晴らしからずや サイゼリアの ランチ550円 また嬉しからずや

        マガジン

        • マレフィセントの涙
          18本
        • 詩作品 ラブレター
          15本

        記事

          書く人が 死んで潤う出版社 著作権 娘のために 投げ飛ばす ノートだけでは 言い切れぬ こぼれ話もあるんだよ モノローグでは 書けないことこそ 真実だ

          書く人が 死んで潤う出版社 著作権 娘のために 投げ飛ばす ノートだけでは 言い切れぬ こぼれ話もあるんだよ モノローグでは 書けないことこそ 真実だ

          エッセイ ジャンク臨床心理士のつぶやき vol.2

          私の趣味は迷子である。 生家の庭は、山と繋がっていて、先祖代々のお墓が敷地内にあった。お墓の後ろには、防空壕が2つあった。 近所には、私と同い年の女の子は1人も住んでいなかった。兄の学年の子は沢山いて、人口には奇妙な不均衡が存在した。しかし、戦後農業で生計を立ててきた祖父母が余生に手入れし続ける200坪を超える庭に退屈の文字はなく、私は1人でもチョー楽しかった。 1番ワクワクする遊びは、裏山で迷子になることだった。四十を超えて今それを振り返ると、ワクワクを通り越してゾク

          エッセイ ジャンク臨床心理士のつぶやき vol.2

          うちのこは なんでこうなの 新人類

          うちのこは なんでこうなの 新人類

          (随時更新)最後の晩餐に食べたいもの

          (随時更新)最後の晩餐に食べたいもの

          最近男の人の弱音の詩も、好きになってきた。普段言わない男の本音、弱音。男性が、生活と女性のために心に閉まっているものを見た時、健気さを感じて愛おしくなる。頑張ってる男性の必死さを最近間近で見るようになったからなのかなぁ?

          最近男の人の弱音の詩も、好きになってきた。普段言わない男の本音、弱音。男性が、生活と女性のために心に閉まっているものを見た時、健気さを感じて愛おしくなる。頑張ってる男性の必死さを最近間近で見るようになったからなのかなぁ?

          ジャンク臨床心理士のつぶやき 政治精神力動

          統治に必要なのはストーリー。 外交に必要なのはそのストーリーが理解可能であることと、国家のキャラである。 らしくないことはしない方がよいと思う。 理解不能な人達になるべきではない。 理解不能は恐怖を抱かせる。 恐怖はもっとも人を惑わす。 しかし理解不能は魅力でもある。 === 統治には恐怖が必要である。 外交に恐怖は必要だろうか? 自分が見えてない人たちは、 ただの残念な馬鹿である。 === やり始めたら止められないし お付き合いはあるだろうけど お金のために

          ジャンク臨床心理士のつぶやき 政治精神力動

          進んでる 少しずつでも 前へ 前へ

          進んでる 少しずつでも 前へ 前へ

          女性詩誌「ラ・ヴァーグ」のイベントに参加してきました(レポ①)

          いやとても楽しかったです。 詩に関しては、完全に初学者で、なんにも知らないから怖いもんなしみたいな状況での参加でした、^^;; こちらの「ラ・ヴァーグ」、同人詩ではあるのですが、Amazonで商業出版をしているので、誰でも購入することができます! 同人メンバー女性10人の、今を生きる瑞々しく「旬」な詩を読むことができます。 (↓公式アカウント・イベントレポート) 会にはゲストがお2人来られていて、 お一人は、現代詩人の川口晴美さん。 公式レポートにもありますが、寄稿詩「

          女性詩誌「ラ・ヴァーグ」のイベントに参加してきました(レポ①)

          詩作品 ラブレター12

          円 結ぶ 結ぶ 縁を結ぶ まあるく まあるく 世界を結ぶ けして汚くない けして汚くないと 信じさせてよ ねえあなた 血は流さないで そんなの 望んでない ねえあなた 耳を噛むわ あなたの左耳 穴が空くほど 戦わなくても あなた強いの 血を流さないから あなた強いの 円

          詩作品 ラブレター12

          散文詩風エッセイ:血肉

          血肉 此の家の家族に 料理を「美味しい」と 褒められることがほとんどない。 私の料理に心が込められるのはいつか、 私の身体に心が入るのは いつか。 胸がふくらみはじめた娘と 下着を買いに行く。 一人で下着売り場へ行き、 お店の人に採寸してもらった 私の少女時代のことを話すと、 娘は 「可哀想」と眉を顰めて引き気味に言う。 そう言われて初めて 少女時代の私が悲しくなった。 胸のあたりの血管が 一瞬熱を持った。 これが体温か。 こうやって私の身体に少しずつ 血が

          散文詩風エッセイ:血肉

          論考:ジャニーズ補償完遂を考える

          最近、ジャニーズタレントの露出が減ったことを気にかけていたら、この報道を見かけた。 鬱屈とした現在のこの世情に、あまりにも救いがない、と感じるのは私だけだろうか。戦争、気候変動、政治的混乱、相対的貧困。こんなときだからこそ、「スターを見上げていたい」なあと、強く思う。こういう不安なときにこそ、手の届かない圧倒的スターやコンテンツが、心を支えてくれると思う。 ところで、私も性虐待被害者である。11歳〜19歳までの8年間、一方的に日常的に恥部を弄られた。はじめはいたずら程度が

          論考:ジャニーズ補償完遂を考える

          茨木のり子さんの死との向き合い方が好き。石垣りんさんへの弔辞と、ご自身の遺書。これが素晴らし過ぎて、尊敬する。詩作品には世への主張も多く辟易する部分もありますが(同族嫌悪です)、結局茨木さんの言葉のリズムーーたおやかで流れるような美しさが、彼女の言葉の技術が、好きなんだと思います

          茨木のり子さんの死との向き合い方が好き。石垣りんさんへの弔辞と、ご自身の遺書。これが素晴らし過ぎて、尊敬する。詩作品には世への主張も多く辟易する部分もありますが(同族嫌悪です)、結局茨木さんの言葉のリズムーーたおやかで流れるような美しさが、彼女の言葉の技術が、好きなんだと思います