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『夜明け前の空の色』した、ランドセル

先日、ランドセルの展示会に行ってきました。

まだ4月。今年度の一年生が入学したばかりだというのに。

出張展示会なので、仕方ない(笑)。

「ラン活」という言葉があるのは何となく知っていますが、

何のことやらは、分かりません。

そういえば、私はランドセルを自分で選んだ記憶がなくて、

よくよく思い出してみると、

町の子供会でみんな、ランドセルはもらえたのでした。

まだまだ子供の多い時代だったので、

きっと子供会の会費が潤っていたのでしょうね(笑)。

女の子はみんな赤。

男の子は黒でした。

それがある時、入学に合わせて引っ越してきた

2つ程年下の女の子が、

ピンクのランドセルでやって来た時は、

子どもながらにすごく驚いたのを覚えています(笑)。

とにかく、

ランドセルを子供が選ぶという概念が私には全くなかったので、

子どもが大きくなるにつれ、耳にするランドセルの話には

ちょっと違和感を感じていました(笑)。

まだ5歳や6歳の子に、

こんな高価なものを選ばせるの??

6年生になる頃にはもう「ティーン」だよ??(笑)

その時の好みが果たして、「ティーン」と同じだろうか(笑)。

という疑問が私の中でぐるぐる(笑)。

それにもうお盆には買うという話を聞いて、えぇ!と。

謎が多すぎる・・・。


それでも、まだ入園する前の子育て支援センターで、

先輩ママにランドセルの事を聞いているママ友がいて、

その時に聞いたランドセルを私はずっと覚えていました。

なぜならその先輩ママ、今でも仲良くしているのはもちろん、

人の噂話などは一切しない、人としてとても信頼できる、

とても品のある方なので、

そんな人がおススメするランドセル、間違いないなと。


「土屋鞄製造所」


長女のランドセル選びの年に

パンフレットを取り寄せ、

たまたまこの年から出張展示会があり、行ってきました。

他のメーカーは全く見ていません。

スペックさえ、何も調べませんでした。

これだけ少子化の時代、

どこもものすごく力を入れて作っているのは間違いない。

つまり、どこのメーカーのランドセルを選んでも

間違いない。

どこも本当に素晴らしいのだから、

優柔不断な私は、きっと選べない(笑)。

なので、あえて何も調べませんでした。

それに迷いようのないくらい、

土屋鞄のランドセルが素晴しいものだという事が

パンフレットから伝わってきたから。

高品質の材料で熟練の職人さんが作ったもの。

なので土屋鞄、一択。

展示会はホテルの広間で。

それだけでも特別感がありましたが、

一番のメリットは、子供が他のメーカーに目移りしない事(笑)。

品質は言うまでもなく、

装飾はなくシンプルで、

質感・色味、どれをとっても品があるので、

安心して選べる。

しかし、一択と言っても土屋鞄の中でも、シリーズが色々あり、

女の子が選びそうな色だけでも30個ほど

ありました。

それでも私はつい自分の価値観で、ずっと赤を推していましたが、

最後の最後に夫が「その考えは昭和だよ・・・本人に選ばせてあげよう。」

と言い、目が覚め(笑)、

最終的には長女が選んだ「ピーチ」色のランドセルに。

「ピーチ」という言葉の響きからは明るそうな色だけれど、

実際は本物の「桃」のような、少しくすんだ上品なピンク。

結果、私も子供も納得がいくランドセルを選ぶことができました。


ところで、他メーカーの装飾がついたランドセルを選んだ友達は、

早々に飾りが取れてしまったと言っていましたが、

夏休み中にきちんと修理に出して、直してもらったそうです。

つまり、本当にどこのメーカーのものを買っても、

きちんとアフターメンテナンスがしっかりしているし、

安心できると思います。

どこを選ぶかは、それぞれの家族の価値観。


そして冒頭の今年は長男のランドセル選び。

今回も迷わず、土屋鞄一択。

決めていることの心地よさ。

迷いがないとストレスがないので、本当に良かったなと思います。

今年はコロナの為、予約制でした。

そうとは知らずまだ4月だからとぼーっとしていた私。

何気なく見たサイトで、予約の事を知ったけれど、

時すでに遅し。

当日受付も一応あったので、それしかないか・・・と思いつつ

こういう偶然・縁を大事にしている私はちょっと不安に思っていたら、

数日後またサイトを見ると、一枠だけ空きが!

瞬時に予約しました♪

縁がまた繋がり、

本当にホッとしました。

そして今年は時間制限があったので、

予め、パンフレットで3つのランドセルに絞り込んでいました。

展示会で、実際に試してみて、

どれも素晴らしくて本当に迷いましたが、

一番似合ったもの、本人がこれにすると言ったものに決めました。

色はプレミアムカラーの「アッシュブルー」


パンフレットにはこうありました。

「夜明け前の空、深い森の緑、愛らしい木の実。こどもたちの毎日にそっと溶け込めるように、自然の色からイメージを膨らませています。」


「夜明け前の空」の色。


素敵すぎる(笑)。
(多分、これだと思い込んでいる(笑))

そんなわけで、今回も大満足のいくランドセル選びが出来ました♪


ちなみにランドセルカバーはつけません。

6年間大事に使う事と

6年間傷をつけずに綺麗に使うことは違うと思っているからです。

高価な買い物。

だからこそ、きちんと子どもの目で質感、色味を感じられるように。

そしてしっかり使い切ってほしい。


子どもが6年間、大事に使うためのランドセルではなく、

子どもに6年間、寄り添ってくれるランドセルだから。

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