はたらくことに頑張りすぎて子宮頚部高度異形成になった時のはなし②

こんにちはChiiです。前回の続きになります。本格的に検査~手術へ踏み切った内容までをまとめています。
<前回までの記事はこちら('ω')ノ★>

①2019年12月中旬、健康診断結果が届く。精密検査を受けるために予約をする。

本来であれば9月ごろに受けるはずの健康診断を12月9日に受け、結果が届きました。健康診断は毎年受けており、毎年、体重も身長も体調も大きく変化はなく、小さい時から大きな病気もなく、健康体の私だったから、今年も何の問題もないと疑いもなく中身を確認をすると「子宮頸部細飽診異常_要精密検査」の文字があり、急いでググると、子宮頸がんの恐れがあるとのことで焦ったのを覚えています。
とにかく不安も大きいが、事実確認をしようと、再検査を受けるために上司の勧めの、大学病院を出身のいい先生がいるからとクリニックを紹介してもらいました。

まず、審査結果が届いたら、不安も大きいと思うが、どの程度(軽度~高度)なのかということを知るために、精密検査を受けることのできるクリニックや病院を探すことをお勧めします。下記は私がお世話になったレディースクリニックです。

②2019年12月26日、レディースクリニック初診へ行く。

初診では、精密検査を受けたい旨を事前に伝えていたため、まずは問診票に記載をし(月経などの日にち等も聞かれるのでメモをしたものを持参をするとよいと思います。)内診を受けました。
この日の内診では子宮頸部の細胞診を取り、状態を調べてもらう検査をします。クスコというアヒル口のような形をしたものを膣に入れ、ブラシやヘラで子宮頸部表面の細胞をこすりとります。採取したものを顕微鏡で調べ、結果を出すとのことでした。だいたい検査結果が出るまで2週間ほどかかる(私は年末年始もはさんでいたので3週間)と言われたので3週間後に予約をとりその日は終わりでした。(検査に7000円ぐらいかかります)
まだ、このタイミングでは不安も大きいが不確定なことも言えず家族に相談もできず、年末年始実家に帰った時もすごく憂鬱に過ごしたのを覚えています…。

③2020年1月18日、検査結果を聞きに行く。

3週間後、検査結果を聞きにレディースクリニックへ向かいました。細胞診の結果は、頸部細胞診・頸部組織診・リスクの3つで記載がありました。
わたしの結果は下記の通りでした。
・頸部細胞診:(HSIL)HSIL中度異形成(CIN2)~高度異形成(CIN3)
・頸部組織診:高度異形成
・リスク:精査加療をお勧めします
下記のような表で、分類をされるイメージです。
めも


私の場合は、明確に2つの項目で高度異形成が見つかったため、加療をお勧めされ、上記がどういう状況なのかを説明を受けました。①でも少し書いたのですが、このとき、わかっていることは、がんになる一歩手前である状況であること、また型には100種類以上あり、ガン発性の高いものからそうでないものまであること、それを調べるためにコルポスコピー検査というさらに詳しい検査を受ける必要が専門の医療機関で必要であること。の3つです。呆然としており、なかなか話が受け止めることができませんでした。

都内ではいくつか取り扱ってくれる大学病院があり、どこで受けるかなど両親と話をしてからと先生は言ってくれましたが、クリニックの先生からのお勧めをもらった日本大学医学部附属板橋病院の川名教授という子宮頸癌前癌病変(CIN3)の初の治療薬として、乳酸菌を使用した経口薬を開発し、子宮頸がんの癌治療を第一線で行う臨床家であると同時に、子宮頸がんに対する新規治療ワクチンや、ヒトパピローマウイルス(HPV)の研究者として世界的に知られている先生がいる大学病院の紹介状を書いてもらうことにし、その日はクリニックを後に。そのあと近くに住む妹に来てもらい事情を話しました。カフェで不安で号泣しました。

④2020年2月17日、いざ大学病院へ。

川名教授は非常に多忙な先生であったため予約をとって大学病院へ。(紹介状がないと予約がとれないみたいです)貴子先生に書いてもらった紹介状を手に、コルポスコピー検査とさらに詳しい精密検査を受けました。先生はとても温和な方で、この状態がどういう状態かで次の方針を決めようとのことで主に3つの方法があることを説明くださいました。

①円錐切除(メリット:完全に異常の細胞診を切り取ることができる/デメリット:出産をする際に膣が短くなってしまうため早産や流産のリスクがあがること)
②レーザー蒸散術(メリット:異常な細胞診を焼き払うことで異常な部分を焼きとることができ、膣が短くなるわけではないので子供を産むときのリスクが少ない/デメリット:再発の可能性が30%ある)
③乳酸菌を使用した経口薬を開発し、子宮頸がんの癌治療の治験を受けれる(ただし決まった型の場合のみ・半年ほどで効果がみられる)

私としては、型によっては都は思うが28歳未婚で子供も将来ほしいと考えいるため②か③の方法で考えている旨を前出しをし、この日は病院を後にしました。(検査に5000円ぐらいかかりました)

⑤2020年3月6日、加療検査の結果が明らかに、手術予約へ。

前回の検査結果を聞きに2週間後、予約をとり聞きに行きました。
結果は58型で高度異形成で変わらず。治験に当てはまらなかったため、前回話をしていた蒸散レーザー術で手術をその場で最短で受けれる日を予約をしました。(その間にいろいろ調べて心の中ではもう決めてました。)

手術は2泊3日(病院によっては日帰りもあるみたいですが、板橋病院では一律で2泊3日とのことでした)、事前に検査(血液検査・心電図・肺・レントゲン等)が複数必要で、病院手続きが必要でしたのでこの手続きをその足で行い(だいたい半日ぐらいかかります。大学病院めっちゃ人がいます…)帰宅をしました。(事前検査に7000円ぐらいかかりました)


次の記事では手術当日~その後について記載しますね!長い記事を読んでいただいてありがとうございました。

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