嫌われる勇気
言わずと知れたベストセラー本のタイトルである。
この本で言うところの『嫌われる勇気』とは、
「人の評価を気にして不自由に生きる位なら、嫌われる勇気をもって自由に生きよ」
ということだ。
さて、今日私がこの言葉をタイトルにして書き始めたのは、何も読書記録を書こうと思ったわけではない。
シンプルだ。
あいつが嫌いだ、と言われていたと知ったからだ。
2:6:2の法則、というのをご存じだろうか。
あなたのことを好きな人が2割、嫌いな人が2割、どっちでもない人が6割。
つまり、どんな人も好かれたり嫌われたりするわけだ。
ただ、自分のことを嫌いと言っている人がいるというのは、単純に嫌なものだ。(嫌、と嫌い、は同じ漢字なんだなぁ…)
出来れば自分を嫌いだと思っている方には、そっと嫌っていていただいて、私の人生の登場人物として目の前に現れないでいただきたい。
しかし、嫌いと言われようが何だろうが、自分がその点において主義主張やふるまいを変える必要性を感じない、自分はそれが自分の生き方なのだと思えるのであれば、申し訳ないけれど変わろうと思わないし変われないのだ。
そんな大げさなことでなかったとしても、いちいち人の言うことに左右されていたら、迷子になってしまう。
善悪の問題だけでなく、好みの問題であったり、トレンドの問題であることもある。
人によって真逆のことを言ってくることなんてしょっちゅうだ。
結局のところ、相手の考えや言動を尊重して、本当に必要な時に意見や助言をくれたり、相手が自分で気づくまで待っていてくれたりする人が、信頼できる大切な人として、私の心の中に刻み込まれていくのだろう。
自分も誰かにとってそういう存在でありたいと思う。
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