今日は４年前のわたしへ

４年前のわたしは、いいビジネスを提案していただき必死にやっていた。が、気づいたら奥歯が２本折れてしまい、メインに担当しているイベントの前後に当時１−２歳だった娘に帯状疱疹ができていた。この時、何かが間違っている・・・！と気づかされ、その後大きくビジネスを切り替えることになる。

当時のわたしに伝えたいことかもしれない。

子育てワーママが（ワーママかどうか関係ない気がするが）一番大切にすべきことはなんだろうか？
当時のわたしは、「子どもを優先してあげられないこと」だと思っていたと思う。仕事も大切。子どもも大切。それを両立しないと！と必死だったと思う。

いま、わたしが大切だと思っていることはちょっと違う。一番今のわたしが大事にすべきことは・・・

ご機嫌でいること

だと考えている。

上に書いたように、子どもを優先できていないから、子どもが可哀想だとか、母親失格だとか思っていた。けっこう、難易度が高い話だ。
仕事もしたいというのは結婚前から。むしろ新卒の頃から決めていたこと。その道を選んだら、罪を背負っているかのようになんだか窮屈に生きなくちゃいけないような雰囲気を感じていた気がする。無理ゲーだ。

最近は、ちょうど色々あって、子どもを優先させられない度合いが高くなった。仕事もめちゃくちゃがんばりたいフェーズで、がんばることを優先させてもらっている。
それでも、様子が大きく違うのだ。

それは、わたしがご機嫌だからだと思う。

もちろん目の前には大変なことが起きたり、失敗したり、誰かに迷惑かけたりすることが多い。だけれど、今はある種自分にとって大切な部分を押さえているから、ご機嫌でいられるゾーンをキープできているのだ。これをもうちょっと分解したい。

ご機嫌でいるなんて案外難しいと、４年前のわたしは感じるはずなので。

１．自分のご機嫌を優先していいと知る

母親のメンタルは子どもに直に影響する。ご機嫌でいるだけで子どものメンタルも保たれやすくなる。まず、自分がご機嫌でいられることを優先していいと思うことが大事だ。「子どもを優先しなくちゃいけない」というマインドで接されたところで、子どももそんなことはわかっている。子どもも小さな一人の人間なので、お互いに共存できる方法を見つけられるといいよね。

２．ご機嫌を作る選択・工夫をする

たまのランチで美味しいものを食べたり、朝時間を作って好きなコーヒーを飲んでもいい。お花を飾ってもいいと思うし、好きな服を買ってもいいと思う。そうして少しずつご機嫌をゲットできたマインドで接することができた方が、子どもにもいい影響がある。

３．ストレスの原因を見つめて対応する

仕事でも、人間関係でもストレスを感じているとご機嫌は遠くなる。根本原因を解消することは難しかもしれないけれど、長期的に考えても、自分にあっている仕事に方向転換をしていくとか、本来自分が求めている方向性を定めていくことはとても大切だと思う。わたしも過去は世の中の成功に向けてがんばろうとしていて、歯を折ったタイプだ。本当に求めているものに向かって進んでいると、自然とご機嫌の時間が増えている実感を持っている

４．頼れる人とつながる

日々の一喜一憂はどんな生活ができていたとしても絶対にあると思う。そんな中で、自分の歩みを知ってくれている人に話ができると、解消されていくことが多くなる。わたしはかなり頼れる人に助けてもらっている。自分一人では失いがちな客観性を持ってもらったり、なぐさめてもらうことや、愚痴を吐かせてもらうことも必要な時はある。子育てだけでもとても大変なこと。その中で仕事もしていたらなおさらたまるたまる・・・。という中で、相談できる人や、共感してくれる人の存在は貴重だ。

４年前のわたしではどれも優先できなかったことである。そうしてしまったら負けだとか、理想的な母親ではないと思っていた。
そんなわたしには、今の娘たちを見せるのが一番いいだろう。
（ま、５年後にグレているかもしれないけど＾＾；）
二人とも波はあるが、それぞれの個性を持って生き生きと過ごしている。一緒に笑えて、ギュウギュウできて、絵ににっこりしたママをよく描いてくれる。とても幸せなことだと思う。
笑顔でいることが一番の母親業だとしたら、笑顔でいられる自分自身の選択を選んでいく生き方も試してみてはどうだろうか。
ちなみに、この笑顔でいられる過ごし方は人によって違うので、自分が何を求めているかを少しずつでも解き明かしていくことをお勧めする。

もし、読んでいただいた方で色々と悩む方は・・・
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