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#51 「不満」を「提案」に変えないのは面倒だから 〜拝啓7年前のわたしへ

今日は7年前のわたしへ

このシリーズは、わたしが過去の自分に対して、手紙を書くように、自分の気づきや大切にしたいことをしたためていく、100日note投稿チャレンジです

今日は最近気になっていることでもあるので、このテーマでいきたいと思う。

「攻め」を意識すること。
これはとても大切なことなんじゃないかと思う。

わたしの今までにおいて、一番調子がいいときは「提案できるわたし」でいる時だと思う。

わたしの場合は、仕事が始まるタイミングに「攻め」を意識してきたことはワリと多いと思う。ただ、組織の流れや雰囲気に流されてしまうことでだんだんと攻めが減ってきたり、攻めを求められていないと勝手に思い込んでしまい(攻めると失敗することも多いので自分で控え始めているのかも)攻めることから遠のいてしまったり、と時間が経つほど攻められなくなっていることも多かった。

最近内省する機会が増えていることで、わたしの中で中だるみを感じる瞬間だったり、クライアントとの関係性が上がり調子じゃなくなっていく時に、「攻め」が減っていて、結果中だるみや飽きがきていたり、不満が出ていることが多くあることに気づくようになった。


不満がある時。
について分解してみるといろいろある。
・報酬に不満がある
・仕事の任されかたに不満がある
・仕事をしない誰かに不満がある
・出した提案や制作物が採用されなくて不満がある
・相手の変化が見えなくて不満がある
・同じ作業の繰り返しになっていることに不満がある
・・・

いろんな不満があるだろう。

これらを「攻め」・・・仕事でいう「提案」に変換するとけっこうできることがあるように思えないだろうか。

・報酬に不満がある
→何に不満があるのかを明確にする。不満がない報酬を想定し、それが実現するには何を変えたらいいかを考える。考えた案を相手に提案してみる

・仕事の任されかたに不満がある
→どんな任され方について不満があるのかを明確にし、どんなふうに依頼してほしいと思っているのかを明確にする。こんな風に依頼いただきたいという内容を相手に伝える

・仕事をしない誰かに不満がある
→相手の何に不満があるのか明確にする。自分が変えられることを明らかにする。距離をとるなどもありだし、具体的に追加依頼してもいいのかもしれない

・出した提案や制作物が採用されなくて不満がある
→提案の内容が使えなかった理由を深掘りし、改善できることを把握する。聞いてみる。

・相手の変化が見えなくて不満がある
→相手の変化が見えないより深い背景を想像する。観察する。自分の姿勢に変えられるところはないか。相手の深い背景を理解した上で伝えられる何かがないか考える。伝えるタイミングがベストかも考える

・同じ作業の繰り返しになっていることに不満がある
→不満になっている作業とその理由を明らかにする。不満を楽しく変える方法はないか考える。あるいは人に任せる・やめる・別の代替案に変えるなどの方法も検討する


こんなふうに提案ベースに変えてしまうと、あら不思議・・・!不満は不満のままではなく、提案や代替案に置き換わってしまうのだ・・・!

ただし、この発想の転換が面倒くさい。そして、提案してしまったらやらなくてはいけない。だから、みんな不満のまま持っておくことを選択することが多いのだ。
わたしがやりがちなように。

なので、不満を解消したければ、つまり、仕事を調子良くやっていくには、全てを提案ベースに変えてしまうのがいい。
そうすれば、いろんな出来事の舵は実は自分が持っていることに気づけるだろう。

ということで、今のわたし自身も、日々出てくる小さな気になりごとはその背景を探りつつ、分解して、解決策を見つけていきたいと思う。

7年前のわたしへ。
黙ってやるのが美しいだなんて決して自分を丸め込んではいけない。
その不満の中身を分解することで、自分はもちろん。人との関係もアップデートすることができるはず。充実感ある日々のために一緒にがんばろう^^

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