海に沈む夢
わたしが生まれたのは海の近くの町。0歳の時に海から4.1キロほど離れた高台の団地に引っ越した。標高は73.5m。家の窓から海は見えるが津波は届かない。
はず。
幼い頃から色付きでリアルな夢を見てきたわたしが、海に沈む夢を初めて見たのは10歳くらいだったと思う。南向きの窓から布団を出して瓦屋根に干す。いつもの光景だ。しかし薄暗い夢の中では、遠くに見える海🌊の水位がどんどん増してきて、届くはずのない津波が押し寄せ、布団が濡れるっ!!!!と思ったところで起きた。ものすごくインパクトが強かったので、現実の出来事よりもリアルに覚えている。
それから幾度となく水位が上がる夢を見る。またかぁ。という精神的な疲労感と、どうして何度も見るんだろう、と、不思議に思いながら、たくさんありすぎるこの世の謎がまたひとつ増えた。
昭和の頃は、ネット検索が出来なかったので、謎は謎のままだった。
現実ではチャリで朝日を見に海に行ったり、普通に海水浴に行ったりしていた。
水位が上がる夢の数々
色々なバージョンの水位が上がる夢を見たが、頻繁に見たのは海岸の近くにある宿に泊まっていたら次の日には波が建物まで来ている、というものと、
水族館の中と外がひっくり返ったような、外が見えるガラスの家にいて、中は水がないけれど、外は水で囲まれている、という夢。ガラスの時は水位がどんどん上がってくるのが見える。他には、洋式で焦茶色で木製のピカピカに光った豪華な調度品や家具がいっぱいで赤いカーペットが敷いてあるお屋敷で、元夫が選んだ最高の家の中では、外は見えないが、どんどん上がってくる水で囲まれていることが分かってわたしは焦っている。時には、叡智を使った一番良い家なので水に沈んでも大丈夫、と自信がある元夫に、だから無理だって〜、と逃げようとしている私、とか。
夢占いも参考にしたけれど、イマイチピンと来ない。
一方、現実世界では
水関係の夢とお告げは2015年あたりから頻繁に起こるようになってきた。
夢の話だけしていると、運が悪く、夢見も悪い、シングルマザーですが、現実では夫の仕事が成功し、別荘を買い、世界各地を旅して、年に8回くらい飛行機で飛び回り、自分だけでは出来ない素晴らしい経験や体験は意外とたくさんさせていただきました。
逆に外からだけ見ると、とても運が良い人、という側面もあり、うらやましがられてたみたい。昔から、悩みが無さそう、とよく言われた。現実と、夢の世界、潜在意識の世界も同時に生きていたので、寝汗をかき、恐怖の夢から覚め、身体は硬直したまま起きる度に、この現実は本当に安定していて素晴らしい憩いの場だと思ってた。
だから、外側から見えるものだけみて嫉妬しなくて良いと思う。(と言いつつ、人が持っている能力を自分も欲しいと思ったりする。苦笑)
アトランティスの記憶?
ずっと謎だった水位が上がる夢の答えのかけらが出てきたのは、夢を初めて見た時からすでに30年以上経っていた。
英語の本を漁ったり、日本語の情報を探してるうちにネットで一人の女性に行き着いた。アトランティスの記憶専門のリーディングをする人だった。
リーディングで見えたもの
その人がリーディングで見たわたしの記憶は、
いつの時からか、自分で考えることをやめてしまっていた。こと。
ものすごく速く空を飛ぶ少年。人と大陸が海に沈むのを空から見ていて、ショックだった。こと。
ある時はイギリスっぽいところの崖っぷちにある洞穴で、そそのかされて黒魔術の団体に入り、良いことをしていると思いながら、サイキック能力を悪いことに使ってしまった。こと。その時の上司とは縁が切れてるらしい。こと。
話を聞いていると映像がありありと脳裏に映された。
アトランティス関連の夢
今回は水没、水位が上がってくる夢について書きましたが、現実世界に並行して、全部がパズルのピースのように、ところどころ繋がった物語のような夢が展開されている。少しずつ書いていきますね。
現実では
この話は、本当に最近、1年半前に実際に両親から聞いた話ですが、母はわたしが生まれた時、当時で言う精神病、今なら統合失調症にかかっていて、ある朝、生まれたばかりのわたしを抱っこして、海の方に歩いていたそうだ。父がそれを見て不審に思い、何処へ行くのか尋ねたところ母は「今から海に捨てに行くところ。」と言ったそうだ! 生まれた時の記憶や、赤ちゃんの頃の記憶があるわたしでも、その出来事は覚えていなかった。そこで父は「そうか」と言って、そのまま母を精神病院に入院させたそう。母は病気の時以外は朗らかで天使のような人だった。母はそれから何度か入退院を繰り返すことになるのだが、今は治って、発光していてみんなに好かれるカワイイおばあちゃんになりました。
父は「さちこが生きていてよかったなぁ。」って笑い、母は「そんなことするはずないんだけどなぁ。」と覚えていない様子でした。わたしも笑って「そうだったんだ〜。」と言いつつ内心、ひゃー😵、って思ったよぉ。
父は命の恩人で、わたしはもうちょっとで海に沈むところでした。
お題とマッチしましたネ。お後がよろしいようで。
お読みいただきありがとうございました。
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