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そして、サンパウロ空港で途方に暮れる②



実はとても広いブラジルでは都市によってサマータイムがあり、サンパウロは1時間夏の間、時間が進んでるんです。

サルバドールはサマータイム導入しておらず、到着地のサンパウロはサマータイム導入している都市なので、自分で時間を進めないといけないわけです。(腕時計は完全に忘れてた)


私のスマホでは、日本時間が表示されていました、、、なぜ現地時間にしておかなかったのか!!?

もう、頭ぐちゃぐちゃ。

ブラジルには、サマータイムというものがあるなぁー。
くらいに思っていたのですが、もうラウンジではそれを忘れて(もちろん腕時計も進ませていなかった)余裕こいてたわけです。

、、というより、なぜラウンジの中にたくさんある飛行案内パネルをちゃんと見ていなかった!!自分!!

「少しだけ旅慣れてきたかも!」と過信していた私に「油断するな!」とカツを入れられたわけです。



飛行機は定刻にドアが閉まりましたが、私の荷物は(ふたつ)すでに外に出されていました。


私の搭乗を待っていた乗客、現地スタッフさんたち、荷物を取り出す手間、航空会社関係の方にはご迷惑をおかけして申し訳なかったです。


私はもうパニックで!決して能天気でテヘペロなんて気分ではありませんでした。


でも、知らない土地での不安(自分のミスなら尚更)泣きましたよ。。。
呆然と立ちすくむ途方に暮れる日本人。何て言っていいのかわからず、泣きながら私は自分の腕時計を指差しました。


(すべて英語のやりとり)

そんな私の腕時計を見て、


「サマータイムトラップか!!」と

男性グランドスタッフの方が

「まずは、今夜のあなたの宿泊先を考えよう!」と言って、


どこかに電話をかけてくださり、(時間はもう深夜)

「私たち、クルーの宿泊先を予約したから今日は、そこに泊まり、明日!今日と同じ便に乗るように!」とのことでした。

翌日、変更手数料(エア・カナダ規定)をお支払いして1日遅れの帰国となりました。


夜遅くでしたので、グランドスタッフが、ブラジルへの再入国(出国からの当日また入国)し、危ないからとタクシー乗り場まで案内してくれました。(夜のサンパウロは空港内も、危険らしい)


エア・カナダの空港係員の方が、本当に親切で、ブラジルが尚、好きになりました。

そして、夜中のタクシー乗り場で
「ブラジルのお金がないです!」と言ったら

タクシー乗り場のカウンターでのクレジット払いもやってくれて、タクシーにその旨も伝えてホテルにたどり着きました。(ホテルもクレジットカードで支払いました。)ブラジルの現金なし。。。


翌日も実はこのエアカナダのスタッフの方にチェックインカウンターでお会いしたのですが

「おー!今日は早めにきたね」とニッコリして声かけてくれまして、涙、涙でした。
エア・カナダのチェックイン時間はPM7:00

でしたので、それに合わせてのホテルのシャトルバスで空港へ。(ここのホテル、ホント快適でレストランも安いしWi-Fiサクサクでした。)

グアルーリョス国際空港(サンパウロ)で、新たにチェックインして荷物を預け2度目の出国でござります。


そして、もうゲートにも早め、早めに移動。ブラジルよ!ありがとう。

早朝、カナダ、トロントへ到着しました。


眠いけど、もう現地時間とか体内時間とかはわからんちゃ。
ここまでくると、変なテンションで笑いそうになります。


トロントでのトランジットは何時間だ??多分6時間くらいよ(笑)


そして、トロントから羽田までは14時間。
私はトイレにさっと行けるように、いつでも通路側を指定します。

時差もワケわからなくなっているので、からだの時計に逆らわず、機内では映画をずっと観て寝たいときに寝て、無事日本(羽田空港)に到着してからは、すぐに埼玉に戻り義父のご霊前に手を合わせました。
「これからも油断せずに気を引き締めて旅をするように」と言われたような気がしました。




※ 次の記事は、コロナで旅に行けない私がご近所を散策した「今まで気づかなかった身近な場所」をご紹介します。お楽しみに!
























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