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丸ごと1棟ファーストクラスラウンジって?



空港の中には、各エアライングループのラウンジがたくさんありますが、建物、全部丸ごとファーストクラス専用なんて!他にもあるのでしょうか?

ドイツは乗り継ぎのため24時間の途中降機。

フランクフルトの空港ホテルに1泊していざ!ファーストクラスへのチェックインをすることにします。そういえばEU圏は空港でも出国入国の手続きも無し。

ベルギー出て、スイスで乗り継ぎして飛行機を降りたらすぐ外に出られます。(この事が後で大騒ぎになるのですが、その記事はのちほど)

ルフトハンザ航空の丸ごと一棟すべてファーストクラスのためにラウンジは、実は空港から出て少し歩いたところにあります。
元々、セレブなお客様が車で乗り付けて、そのまま出国出来るようなところなので、特典航空券(マイルを使って)でファーストクラスに乗るような私のような庶民は場違いということはわかっております。

なので、バックパッカーのクセに、荷物にはちょっと、よそいきのワンピースとパンプスを忍ばせておりました。せめてもの背伸びです。

あまり歩いてラウンジに行く人は少ないと見られ、5分くらいの距離でしたが迷いながら到着しました。

【ルフトハンザ ファーストクラスターミナル】




こちら玄関を入ってエレベーターで2階に上がると、カウンターがありまして、係の人が案内してくれます。

まずは、手荷物検査。
搭乗する前にX線でチェックされるあの保安検査がラウンジ入り口にあります。ラウンジ丸ごとターミナル検査場もあるとはっ!驚きです。

この時点で午前11時。夕方のフライトまでたっぷり居座ろうとする卑しさ満々の私です。
ファーストクラスに乗るような人物ではないな?と見抜かれたかどうかわかりませんが、

アテンドしてくださる方から
「英語でお話は大丈夫ですか。」と英語で聞かれたので(笑)

「少しだけです。」→カッチョ悪い。
と答えて、ラウンジの椅子に座っていたところ、電話を持った女性の方が来られました。
「お電話でございます!」
ラウンジに電話とは?何事かっ!と恐る恐る出てみると

ルフトハンザ航空の職員さんで日本語で、
「私が日本語で担当させていただきますので、何かご要望がありましたら、すぐに対応しますので⚪⚪までお呼びくださいませ」ということでした。

いやー!恐縮してしまうほどの丁寧さです。が、この日本語を喋れるスタッフに後からものすごく助けられるとは!思いもしません。もちろん平民マイルで乗っている身ですので、そんなスタッフの方に手を煩わせることはしません。
自力でラウンジ探索です。

まずは《旅する飲んべえ》酒瓶の凄さに目を奪われます。
これって、もう何でもお好きなものをリクエストくださいということですよね。

普段はスパークリングな女なので、シャンパンはドキドキしますね。

結局ビール飲みながら、おつまみをと思い、見に行くと

おや?生ハム取り放題だけど、じー!っと見つめていたらスタッフの方が切り分けてくださいました。

あー、自分でやらなくてよかったわ。


チーズも丸ごとどーぞ。

チーズにもハムに飽きたらハリボー(HARIBO→ドイツのグミ)もありまっせ。

スゴく面白い味というタイヤ味は無しでした。

とにかくお客はあまりいませんね。
ファーストクラスで飛び回るような方はラウンジでそんなにゆっくりしないのかもしれません。

とにかく一生に一度と、あちこちみて回る私です。
仕事部屋もありましたが、私は無職のプー太郎。無用のお部屋です。

結局、食べて飲むのがお仕事でした。

あー!暇です。
(フライトは夕方)
                  つづく。

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