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東京から一番近い無人島@猿島

前回の記事はこちらからどうぞ。↓

猿島は東京湾に浮かぶ唯一の無人島です。
私は12:50からの、「ガイドとめぐる30分の猿島探険ツアー」を申し込みました。


島に渡ってからでも参加できますが、私は三笠ターミナルで申し込みをしました。(船の優先搭乗が出来ます)

今回の参加者は5名。わりと私と歳が近い方たちばかりで、落ち着いたスタートです。ガイドさんの声がよく聞こえるようにイヤホンを渡されます。

この日は35℃くらいありそうだったので、水などの飲み物は必須です。ちなみにこの無人島は、電気は自家発電。水道は海水を使っています。

猿島の由来なのですが、日蓮が東京湾で濃霧に襲われたとき、白い猿がこの島に導いてくれたという伝説があるようです。実際には猿は、いないようです。

猿島は、旧陸軍、海軍の要塞として砲台もあり東京湾を守る軍事施設だったのですが、今は横須賀市が管理していて、レジャーアイランドとして、人気が出てきたそうです。

穴があり、戦争の銃弾かと思いきや、相当昔の海だった頃の貝が住んでいた穴だそう。
上を見上げると木々が覆っていて、日陰になるので、それほど暑く感じません。
本物の銃弾の跡も残っています。
レンガの壁が続く切り通しの道。よく山をこんな風に掘ったものですよね。上空から弾薬庫や、兵士が居ることを見破れないようにしていたのでしょう。
レンガの積み方にも、特徴があり、フランス積みとイギリス積みというのがあり、猿島では2つのレンガの積み方が見られるのです。
兵士が寝泊まりをしていた、場所で中は広々としています。

ここからは、(愛のトンネル)参加者が、もう若くないメンバーでしたので、特にキャーキャーも言わず、淡々と皆さん質問されていました。やはり戦時中のことが中心で、敵が侵入しても出口を見えにくくした、傾斜のある、トンネルです。

ワクワクするようなトンネルの入口。
振り返ると明るいですが、進むにつれて、入口が幻想的になります。
ぼんやりと光るのが神秘的。
トンネルの中にも、連絡通路などがあり、司令塔に続いていたようです。
懐中電灯で照らしてもらいました。
出口から、入口を見ると、オレンジの光が炎のように浮かび上がります。
こんな風にトンネルが坂になっています。
もうひとつトンネルがあり、ここは皆さん記念撮影されるジブリのラピュタを連想させるトンネルの入口だそう。平日なので、あまり人は居ませんでした。
鳥の声やさわさわと木々の揺れる音が聞こえて、何とも気持ちのいい場所でした。
砲台の跡。ちなみにあまり当たらなかったらしいです。
だいぶ上まで登ってきました。
ここが一番海が見渡せる広場になっています。
マンション群が見えますが、そこはアメリカ。
米海軍施設で、中には手続きをしないと入れないそうです。
この、見張り台は、過去に仮面ライダーのショッカーの基地で、撮影が行われていた場所です。確かにロケが行われそうなところです。
さて、ツアーは島の途中で解散なので、ここからは一人でうろうろします。
スミマセン、知らない人の後ろ姿を撮影しちゃってます。
なんといっても光がいい。


レンガの説明文もツアーに参加したからこそ、興味深いものになりますね。
島では、砂浜でバーベキューも出来るのだそう。
最終便の船に乗り遅れる人もたまに居るらしいです。警告灯をONにすると、チャーター便で迎えに来てくれるとか。でも、メチャクチャ、高いらしいです。料金。乗り遅れないようにしましょう!
はー!ビールで休憩です。しあわせだ。
さて、そろそろ、帰りの船に乗りましょう。
おもいがけず、満喫してしまいました!

猿島は、バーベキューなども出来ることから、特に土日はとても込み合うそうです。探険ツアーも、すごく混むということなので平日をおすすめします。でも、行くんだったらガイドツアーは、参加した方がいいと思います。1人600円で、歴史などもちゃんと説明してくださるので、楽しさも倍増しました。

           まだまだ続くヨコスカ旅。

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