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人生にたちはだかる「自信がない問題」私のこたえ

「自分に自信がないんです」

SNSはもちろん現実世界でも耳にしない日がないくらい、みんなとにかく自分に自信がないらしい。

そんな私も“自信がないオリンピック”があったら、毎年メダルをかっさらっていく自信はある。

とは言っても
もっと自信をもって、自分らしく人生を楽しみたい。
できるのなら自信をもって、胸を張って生きていきたい。

そんな思いをずっと抱えていた私が、自信のある人とそうではない人のちがいは『生きている次元がちがうんじゃない?』と気づいた、そんなお話です。

自信がないのは私だけじゃなかった

2022年6月。Twitter開設。
まずはフォロワーさんを増やそう!

「ものかきキャンプ」というライティング講座に入学した私への初めての宿題。
(「ものかきキャンプ」とは現役のWEBコピーライター 野口真代先生が率いるライティングスクールのこと)

人と関わるのが苦手な私がSNSをはじめるとメンタルがきつくなる。そんな思い込みをもっていたので、本当に仕方なくはじめたTwitterでした。

はじめはフォロワーさんもいなくて、つぶやいてもつぶやいてもリプライはおろか「いいね」すらつかない日々。

タイムラインに流れてくるツイートを見れば「みんなすごいな」と思える人たちばかり。「やっぱり私にはなにもない……」と順調にメンタルは落ちていきます。

とくにつぶやきたいこともないし、私のつぶやきを待っている人なんて皆無。あ~あ、もう嫌になっちゃう。

それでも宿題だからと、毎日投稿を続けていたら同じライティングスクールの同期や先輩たちがフォローしてくれたり、リプライをし合ったりする関係ができてきました。

これまた、すばらしい人たち。
英語を話せたり、魅力的なイラストを描いていたり、ユーモアたっぷりのツイートをしていたり。

キラキラまぶしすぎて、さらにメンタルは落ちていきます。世の中の人たちはこんなに頑張っているのか。もっと私も頑張らなくちゃ、といつも焦っていたのを覚えています。

しかし、驚いたことにそんなすばらしい人たちからも「自信がない」「自己肯定感が低い」「褒められても素直に受けとれない」という言葉が出てきます。

自信っていったいなんだろな?

20代に入って間もないころ、私は「幸せになりたい」という想いから自己啓発の沼にズブズブとはまっていきました。はじめは本を読むだけだったのが、そのうちセミナーに行きはじめるように。

本やブログを読んで「もっとこの人の話を聞きたい」と思ったセミナーにはできる限り足を運びました。

セミナーに行くと必ず出るのが「どうやったら自信をもてますか?」という質問。

こたえは
「自信はあとからついてくるので、とにかくやりたいことをやってみる」
「承認欲求を他人に求めず自分で自分を認める」
「やりたいことをやるのに、自信のあるなしは関係ない」

どのこたえもそのときはなるほど、と思うことばかりで一気に気持ちが盛り上がります。しかし今度こそ私は変われる、と意気揚々とセミナー会場を出ても3日もすればまた同じような日々の繰り返し。

迷える子羊のような私たち聴衆が自信のなさにこだわっていることに対し、成功者たちは自信のあるなしにあまり関心がないように見えました。私はそのことがずっと心にひっかかっていました。

私たちの自信はいつから失われていくんだろう?

自信のない赤ちゃんはいないと思うので、自信がないと感じるようになるにはなんらかのきっかけがありそうです。

主な原因は
・人と比べられた
・傷つくことを言われた
・愛されていると感じられない
・人からどう見られているのか気になる

こういった小さな痛みを感じるできごとを繰り返し経験するうちに、私たちはあるのかないのかすらわからない自信を失っていくのではないでしょうか。

誰でも否定されたら傷つくし、気持ちのいいものではないはずです。
それは芸能人だって、インフルエンサーだって同じ。

どうやったら自信をもてるのか?

多くの成功者が言っているように、自分で自分を認めることができるようになることが、たぶんいちばん手っ取り早いと思うのです。

・自分が好きなことや得意なことを伸ばすこと
・なにか嫌なことが起こったとき、大切な人に声をかけるつもりで自分に声をかけてみる
・自分が本当にやりたいことを真剣に考え、そこに向かうまでの計画を立てて実行する

できることはたくさんあるし、ためしてみる価値もあると思います。
ただ、それができないから困っているんですよね。
私も同じです。

そんな、さんざん自信のなさに振りまわされてきた私がだしたこたえはこれ。

自信がない人とそうではない人のちがいは「生きている次元がちがう」

「自信がない」という言葉を口にしない人にとっては、そもそも自信のありなしはどうでもいいことなのでしょう。そんなことに時間をつかうくらいなら、もっとやりたいことをやり、伝えたい想いを届けたいと思っているのではないでしょうか?

自分に自信がないと思ってしまうときは、まだまだ自分の人生を生きていない証拠。落ち込んでもいいけれど、人の意見ではなく自分の気持ちに集中しよう。

「自信がない?」
「あ~、私もそんなことを言っていたこともあったよ」と言えるように人生に夢中になろう。

それが、いまの私のこたえです。
あなたのこたえもいつか教えてもらえたらうれしいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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