それでも世界は回る
滝行後の帰路。
学校からのメールで教務主任が退職したとの連絡が来た。駅のホームでメールを見た私は思わず声が出そうになった。
数日前まで辞めるような雰囲気はなかったのに。
突如辞めざるを得ない何かあったんだろうな。
教務主任が来てから教育方針もカリキュラムも全く変わった。
戸惑いはあったものの、
学生に、先生たちに、愛を持って接する先生だったのもあり、割と私は早い段階で馴染んだ方だと思う。
好きな先生だったのにな…(女性ですけど)
先生のいない学校に行く
今朝学校に行くと教務主任の机はキレイサッパリ全てがなくなっていた。
本当に辞められたんだな…。
机を横目に、授業の準備。
職員室を後にして、
いつものようにチャイムがなって
授業をして
チャイムがなってさようなら。
職員室に戻れば他の先生たちも通常運転。
そうだった。
誰かが抜けても世界は回ってしまうんだった。
究極論
抜けた穴は大きく見え、
少しの間ワタワタするだろうけど、
その大きな穴もそのうち自然と埋まってしまう。
大改革したシステムも残った先生たちが受け継いでいくのか、元に戻すのか。
いずれにせよ、回っちゃうんだな。
そう思うと、
何のためにしているのか、
何のために存在しているのか、
突き詰めた話になるのかもしれないけれど、
最終的にこの世界は自己満足の世界なのかもしれない。
いてもいなくても回るなら、
いてもいなくても大差ないのなら、
「自分が良し」
と思うこと=自己満足でしか
存在意義は成り立たないのかもしれない。
いなくても回ってしまうのだけど、
それにしてもやっぱりいないのは少し寂しいな。
寂しさとむなしさとの狭間で
本日ちょっと哲学モードでお送りしました。
それではまた。
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