世間には凄く一杯パン屋さんが有って、物凄く一杯売れているのだろうなと思いつつパンを買っている。

一昨日は長嶋で京都のパンを買って食べて、今日は近所の百貨店で長野と堺の泉北堂さんのパンを買う。

ビックリなのだが皆味が違う、作る人も食べる人も選択肢が沢山あるという事だ。

我が家では勝手に春のパン祭りをしていて、それこそ色々なパンを買って食べている。

色んなと言ってもお腹の空きには限度があるので、一個を3人で分けて味を見て、これは美味しいとか言って喜んでいる。

パンが好きと言っても、我が家の基本はご飯だ、当たり前だけど朝は玄米ご飯を炊いて、余れば残しておいて使うとか、冷凍するとか、おにぎりにするとか、その時々に応じて臨機応変にしている。

私はパンが好きで一週間ずっとパンで良いと思っているけど、経済的にはヤッパリご飯でいこうと思っていた。

実は娘はご飯派、この頃になってその食べ過ぎ具合を告白している。

「昔さー、保温付きの炊飯器やったやんか。」

「うん、保温しとった。」

「それが変に少ななっとたん覚えとる？」

「うん、前日にご飯あると思ったから、かさんだら朝にお弁当と朝ご飯用のご飯が無くなっとったん覚えとる。」

「あれ、私や。」

「え。」

「お腹空いて、保温してあるし食べたれと思って。」

そうか犯人はおぬしだったのか、その頃我が家では6人分の朝ご飯とお弁当を作っていて、夜のご飯が終わると確認して、あるなと思うと焚いてなかった。

それが次の日に見るとたんでも無く少なくて、冷凍ご飯やら冷凍パンやらあるものを駆使して大変な思いでお弁当と朝食を作った。

頭に過って「あんたかー食べとったん。」と言ってしまった。

今となっては笑い話になるけど、その頃は4時半か5時に起きて6人分の朝ご飯とお弁当を作っていたから、食べるんなら言ってよねと頭を抱える感じがあった。

思った以上に子供が食べて、ちょっと太り気味だから脂質控えめにしたり、ご飯も減らしたりしたのは、問題解決にはなっていなかったのが良く分かる。