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猫はストレスで熱を出す

猫の熱を測るのは難しい、猫を触ると暖かいと云うか熱い、何時だって暖かのだ。

我が家のツナ君はヘルペスの治療中で、いつもの動物病院と名古屋の病院と2つ行く事になった。

ヘルペスと言うのはストレスが原因でなるらしい、我が家としては心当たりがあり過ぎて、何処から手を付けていいのやら。

元々、この家に越してきたのは、ツナ君をお迎えする為だ。


陽だまりでのんびりツナ君

長女が夫に「猫を買いたい。」と言って、「絶対にあかん、俺の家やぞ。」と返されて、じゃあ家を出てツナ君をお迎えすると家を出たのだ。

その時に私と次女も家を出た、長男と三女は既に家を出て独立していたので夫以外は家を出たのだ。

散々家事なんて誰でも出来るし、今なら毎日スーパーで総菜を買ってきたらええんやから、簡単やと豪語して居たから、きっと困ることは無いのだろう。

ここへ来て数年って、会社も売って(ほぼ夫の物)派遣仕事をしたりしていたら、三女が帰ってくると云いだした。

良いんじゃない、前からそんなに東京が良いのかなと思ってたんよと答えた。

「違うよ、東京はとっくに嫌やったけど、東京行くって言った手前、ある程度稼げるようになってから帰ってきたいと思ってたんよ。」

何やはよ帰ってきたら良かったのに、そしたらお互いに楽やったのにな、私はそう思う。

だがしかし、東京で頑張っていたおかげで、家でリモートで仕事が出来る様になったのだから、そこは良かったしょ。

電話で帰って来る予定の話をしている時、にゃあと声が聞こえた。

「何か、近所に猫でもおんの?猫の声が聞こえる。」うん聞こえたよな、三女に聞いた。

「へヘ~、実は猫かっとんの。」エ~、猫飼える家やったん???入ったことも無いので、知らんかったわ。


馴染んだランちゃん

「じゃあ、その子も連れてくるんやね。」ツナ君は繊細さんなので、ちょっと心配になる。

「うん、ランちゃんとツナ君仲良くなると思うよ。」と断言している、そうかなー。

ランちゃんが来てもツナ君は何時もと同じくらいの生活をしていた、だからそれがストレスだとは思っていなかった。

だけど、一昨年の夏ごろツナ君がヘルペスだと診断された、その時ヘルペスの原因が解って居なくて、ストレスが原因だと考えられていると聞いただけだ。

ウーン、ランちゃんとの生活はストレスなんだろうか?人間はだいぶと悩みましたとも。

良くなったり悪くなったりしながらも、状態をキープして、最終的には眼医者さんに手術してもらうしかないのかなと思っていた。

その時期にアグリをお迎えした、これ以上増えて大丈夫かな、そう思ったが、三女がお迎えしたい、○○ちゃんの誕生日プレゼントやもん、とか言ってもう既にそこに居るのに、何も言えない。

そんな事より問題はツナ君だ、ヘルペスは大丈夫なんか?


アグリと遊んでいるツナ君

そんな折、この辺では奈良にしか無いと聞いていた猫の目の病院が、名古屋に新しく病院が出来て、そこで見て貰う事になった。

これは直ぐ治るかも、私達はお金は掛かるけど、眼が治るならばと喜んで見せに行った。

これは次女が見せに行った、なので私は聞いて居ないが、ストレスを減らして、このまま治療した方が良いという判断だった。

切ったりするのは、猫にはやはり負担が大きい、そうだよな、人間でも目の手術は大変だ、我が家は長男が斜視の手術を小学生の時に受けていて、その時に大変だった記憶がある。(意味違うやろ)

それでお医者さんはこのまま薬を続けてくださいと言って居た、飲み薬一粒を(4つに割ったの)一日3回、目薬3種類を一日3回、これがずっと続くのだよね。

嫌がるツナ君にエリザベスカラーを付けて、毎日毎日薬と目薬を続けていた。

このカラーをツナ君は嫌がっている、これはストレスにならないの??と考えていたら、眼のお医者さんがストレスになったら止めてやってと教えてくれたらしい。

そんなん解かる~??猫のストレスが見れるのなら、見たいもんだけどな、わっからないヨ。

そんなツナ君が今日熱を出した、熱が有ると言うのは知らなかったのだけど、昨日はご飯もお薬もチュールさえ食べなかった。

その上、夜中の3時半に下痢して、それが嫌でトイレから出て、おしっこを失敗して、ずっと不機嫌だった。

「今日は病院に連れて行くわ。」次女がそう言って6時前に仕事に行ったが、心配した三女が1時間ほど仕事を抜けて出掛けて、熱が発覚したのだ。

「カラー嫌がってるのなら止めさせてください。」いつもの先生が言ったそうだ。

猫風邪で熱が出ているらしいのだが、どうもストレスで胃腸風邪を発症してしまうらしい。

ツナ君は点滴を受けて帰ってきた、点滴すると一寸元気になって、その後寝込んでしまうのが不思議だ。

我が家はストレス祭りなんか?ツナ君、と聞いてみるも、猫によってストレスは違うらしいので、どうも解かり難い。

人間の子供の看病も大変だけど、猫の看病も大変だ、相手は言葉を伝える手立てが無い。

私達はこうじゃ無いかなと考える事しか出来ないのだ。

人間も猫もストレスは大敵で、気を付けて欲しいな。



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猫のいるしあわせ

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