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いとおかしラスベガス2

チョコレート工場がサボテン園を持っていて、
クリスマスにはイルミネーションを施して人々を楽しませる。
チョコレート、サボテン、イルミネーションという、ねじれの位置にあるものたちが合わさって、カオティックなラスベガスにらしい冬の風物詩となっている。
デカすぎるバウンスハウスで飛び跳ねる。幼い頃住んでいたマンションの隣が住宅展示場で、週末に家族向けのイベントとしてバウンスハウスが準備されていたのだが、家を買うはずもない近所の子供達の遊び場と化していた。行きすぎて展示場のスタッフに顔を覚えられた不名誉。LOVEマシーンが流れていた頃。
そんなノスタルジアを感じる暇もないほど大人も子供も飛び転びまくるバウンスハウス。ハーフマイルの長さのものまであった。頭はクラクラ足はフラフラ、目がチカチカするが良いエクササイズだ。
コピーライツなんて語彙がない田舎のミニオン。
文字もよく読むと品がない。だが嫌いじゃない。

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