川田祥世

ネバダ州ラスベガス在住。2017年生まれの女児を子育て中。てんやわんやの日々を気ままに…

川田祥世

ネバダ州ラスベガス在住。2017年生まれの女児を子育て中。てんやわんやの日々を気ままに書き残しています。国立公園とジムで汗をかくこと、エビの入った料理が好き。好きな作家は谷川俊太郎。

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  • スベってコロんでラスベガス

    ラスベガスでの子育て+ドタバタな日々の記録。

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  • 郡上ノート

    日本を離れる前に娘と二人、岐阜県郡上市へ。 体験したこと、心に浮かんだことなどをつれづれなるままに。

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最近の記事

かすみ草モフモフ

今週はかすみ草210束使ったウェディング。 210束ですぞ。かすみ草祭りです。 というわけで 朝からせっせとかすみ草のモフモフをたくさん作成。 小さな花が集まったかすみ草で大きなアレンジを作る時は、ちぃっとコツがいる。 まずベースをカバーするように短いかすみ草の束で全部を覆って、その後に茎が長いしっかりしたかすみ草でレイヤーつけていく。わたあめみたいに重ねて重ねて…するとモフモフしてくる。 ちょっと長いものを入れたりして、テクスチャー出していくとナチュラルになって、まるで雲

    • アイアンマン野郎に思うこと

      ロバート・ダウニー・Jr.のオスカーの態度について、 ネットで色々話題になってる。 これ見てすっごいすっごいモヤモヤしてる自分がいて、多分それは、私の日常にこんなのゴロゴロあるからなんだ。例えばわたしがウェディングの花を全部作っていたとしても、花嫁は私をガン無視して白人のスタッフに挨拶しに行く。そしてその白人のスタッフは、自分は花を作れやしないのに、さも自分がつくったかの様なコミュニケーションしている。 例えば会場にフリーランスの白人のデザイナーがきた時、私だって同等の立

      • いとおかしラスベガス2

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        かすみ草モフモフ

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        記事

          結婚式の花を一人で作れた日

          ラスベガスで花の仕事について3年目、 昨日、ふと、センターピース、アーチ、アイルピースと全部一人で作っていたことに気づいた。 会場全体を見渡した時に、 あ、自分で作れる様になったのかと、 行き当たりばったりでラスベガスの花の世界に飛び込んだ、長い様な、短かった様な、日々を思った。 もちろんまだまだ改善の余地がありすぎて、 自分の作品をじっくり見る気にならない。 まだまだブライダルブーケは任せてもらえないし、 花合せの技術も伴ってない。 毎日毎日、自分が何を美しいと思うのか

          結婚式の花を一人で作れた日

          ラスベガスウェディングフラワー(1)

          ラスベガスの10月は、ウェディングがとんでもない量で、今日も数多くのカップルが「病める時も健やかなる時も…誓います!」とキスをしてダンスをしているのだ。 つまり今まさに、ウェディングに関わる人々の繁忙期。装花を作る我々フローリストもてんてこ舞の日々だ。Tシャツはいつもパンパスグラスの綿毛にまみれ、髪の毛を振り乱し、爪はいつも汚い…のは私だけで他のフローラルデザイナーはいつも綺麗にマニュキュアを塗っている。どんなに忙しくてもちゃんと毎週サロンに行くらしい、尊敬する。 さあ、

          ラスベガスウェディングフラワー(1)

          【アメリカの子育てシリーズ①】「先生ありがとう週間」はギフトでてんてこまい!?

          アメリカで子育てをしていると、5月は何かと忙しい。 というのも、5月は8月(9月の州もある)からスタートするアメリカの学校暦の最後の月。卒業生はスクールトリップやプロムで忙しそうだが、卒業生でない児童だってやれ先生へプレゼントを準備だの、ボキャブラリーパレード(自分で選んだ英単語にちなんだコスチュームを着て学校を練り歩く)をするだの、スターウォーズにちなんだ洋服で登校するだの、行事が目白押しなのである。 そして現在進行形の5月初旬は、Teacher Appreciation

          【アメリカの子育てシリーズ①】「先生ありがとう週間」はギフトでてんてこまい!?

          一番賢くなるのは、誰よりも先に「知らない」を言える人だ。

          もうすぐ6歳の娘が最近よく、知ったかぶりをする。 知らないことを聞かれると 「知ってるけど言わなーい」と答えるのである。 「言わないってことは、本当は知らないんじゃないのー?」とちゃかしたりすると、「知ってるよ、本当に!」とぷりぷりむくれっ面をする。 例えば今日も。 我が家では、夕飯中にAmazonのEcho Showに向かって「今日の魚」や「今日の猫」を訊くのにハマっているのだが、今日の魚は「ネズミフグ」だった。 「今日の魚はネズミフグです…ネズミフグは海水魚で…」とE

          一番賢くなるのは、誰よりも先に「知らない」を言える人だ。

          アメリカ3年目で子がルー大柴喋りになった

          という記録をしたおいた方がいいと思いたち、noteを書いている。 娘は3歳になる頃にラスベガスへ来た。今年7月に6歳になる。 家庭では両親(日本人)が日本語しか使わないので、娘が英語に触れるのは基本的に家の外だけ。1年前から土曜日の午前中だけ日本語学校に通っている。 アメリカに来た頃は英語環境に泣くこともあり、日本人のアシスタントの先生が時々来てくださる大学附属のプリスクールに通った。2年通った後には、先生の喋る英語がきちんとわかるレベル、お友達と一緒に遊びまわる程度のコ

          アメリカ3年目で子がルー大柴喋りになった

          Stretch Yourself a Little Bit

          ウェディングフローリストとしての新しい仕事が始まった。 カジノホテルを彩る花を作る仕事について1年経ったと思ったら、会社の都合で毎週末ウェディングの花を作るフラワーデザインスタジオに身を置くことになったのだ。 初めての出勤日。ドキドキしながらフロントドアを開けると、大小様々なフラワーアレンジが所狭しと並び、デザイナー達が目まぐるしく働いている。今週末は6件のウェディングがあるらしく、自己紹介とトイレの在処、花をしまう冷蔵庫の場所だけ教えられ、「これ作っといて!」といきなり1

          Stretch Yourself a Little Bit

          脱・つんのめり空回る春2023

          この美しい季節を目の前にしてこんなことは言いたくないが、 私の身体は春を受け付けない。この芽吹きの季節に反して、頑なに「外に出るものか!」と1日中布団にくるまりたくなる日が度々ある。若い頃は1週間くらい寝込んでいたが、30代になってからは1日、2日のダウンタイムに収めることができている。マイナスからの始まりなので自慢できたことではないが、個人的には成長と言っても良いだろう。 ラスベガスは3月1日だというのに雪が降った。そのおかげだろうか、3月2日の今日は全身筋肉痛のような風

          脱・つんのめり空回る春2023

          うまくいけば嬉しい、しくじれば悲しい。カジノで働いて1年目の備忘録。

          日本で人に会う時、「アメリカで働いている」というと100発98中「頑張ってるね」とか「英語使って働いてるんだね!」とか、優しい労いの言葉をいただく。だが、「アメリカで働く」といっても、スーパーのレジからIT企業の億万長者まで千差万別、英語を話さなくったってできる仕事は山ほどあるし、「日本で働く」と「アメリカで働く」の違いはそんなに大きくないと個人的には思っている。頑張って働いている人は、どこの国でもすごいし、えらい。肩書きによって価値を決められるものでもない。 もちろん、マ

          うまくいけば嬉しい、しくじれば悲しい。カジノで働いて1年目の備忘録。

          運動会、それは日本の宝だ(パート1)

          アメリカで日本人学校の運動会係になった。 それがことの始まりだった。 そもそも、私たちが住まうラスベガスは、 ニューヨークや、ロサンゼルスなど他の大都市に比べると日本人は少ない。ということで自然に、日本語を習う補習校の規模も小さくなる。 幼稚園年少さんから中学校3年生まで、合計100人前後の小さな学校である。親は必ず何らか学校の活動をサポートする係につかなければならない。 毎週図書室を整理して貸し出す図書係、バザーを開催するバザー係… 多様な係があり、それぞれの事情や得手

          運動会、それは日本の宝だ(パート1)

          【アメリカプリスクール日記①】NO!と代案提案はセットでお願いします

          娘は最近、プリスクールの友達に不満を抱いているらしい。 「今日も牢屋に入れられた」 「今日はアグリーモンスターに変えられた」 とプリスクールから帰る車の中でぶつぶつ文句を言う。 何かというと、娘は英語があまり話せないから 友達同士のごっこ遊びの時にいつも悪役というか、 汚れ役ばかりさせられるらしいのだ。 本当は「ママ」の役になりたいのにママになりたいと英語で上手く言えないから、(ママになりたい…これは世代や国を超えて受け継がれるごっこ遊びの基礎らしい) 「私がママをやるか

          【アメリカプリスクール日記①】NO!と代案提案はセットでお願いします

          飛べないということの自覚が、ここに立ち続ける力を与える

          生きていると、いろんなことが起きる。 毎回毎回、現れた問題をサクッと解決できればいいが、 解決できないまま、何年も過ごしたり、 解決したと思ったら問題そのものが間違っていたり、 立ち向かう体力すらなくなって、 とりあえず保留にするのが精一杯だったり… とにかく毎日生きるだけで、結構な体力を消費するよなァと思う。 子どもの頃に描いていた夢が実現しなかったことについて ジタバタ泣き喚く大人をあまり見かけない。 それはきっと多くの大人が、 「こんな風になるなんて」と思うこともあ

          飛べないということの自覚が、ここに立ち続ける力を与える

          アメリカ生活で必須の7ヵ条

          先日、アメリカに引っ越して1年記念を迎えた。 忘れないために、この1年、学んだことを箇条書きしようと思う。 1)「YES」「NO」と「Bathroom」さえ言えれば人は生きていける。   (娘のプリスクールで実践済み) 2)察してもらうのも、察するのもあきらめよ。  (何事も言葉と表情に出す、出す、出す) 3)助けてもらいたきゃ、なりふりかまわず大声で助けを求めるべし。  (助けてくれる人はいる、絶対) 4)不機嫌は最大の機会損失。笑顔でいるべし。  (不機嫌は時間の

          アメリカ生活で必須の7ヵ条