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これまでとこれからの学びを緩やかに繋げ綴る

転職や副業が以前よりもライトに語られるようになり、大人になったからといって働く場所だけをフィールドとすることは少なくなった。社会人学生としての学び直しなども市民権を得つつあるいま、社会で生きるみんなは自らの活動のフィールドをどんなふうに整理しているだろうか。活動のカテゴリーや学びのディシプリンを明確に定義している人もいるだろうし、定義の途中にいる人もいるだろう。私はというと、定義の途中にもないというか、活動のフィールドはこれからの長い人生で広がり続ける気がしているし、ディシプリンもそれに伴って横断的になっていくといいなぁなんて思っていて、当分区切ったり定義することはできない気がしている。


私の経歴を簡単に示すと、大学卒業後、研究者になりたいと大学院に進み5年間学問の世界に住んだものの、なんだかんだと言って東京から生まれ故郷の富山に戻り、家業の鮮魚店を継いで今に至る。そうして小さな会社をやりながら、個人の活動としてはmake upの世界に学びのフィールドを移してきた。なぜ東京の大学院から突然田舎の鮮魚店に?そしてまたどうして鮮魚店を経営しながらmake upの世界に?という質問はよく貰うのだが、自分の中では大いに繋がりがあるものの、それを説明してはこなかった。みんな様々なフィールドを行き来することが当たり前になってきているこの時代、他人がどこで何をしていようとあまり驚くことはなくなってきたという思いと、心理的・感情的な繋がりというのは、自身の中で説明がついていれば良いものという考えからだ。ただ思考的な繋がりというのは、自らがここ数年どんなことを考えて生きてきたかを振り返り、活動のフィールドを整理していくためにも、そろそろ言葉にしていっても良いのではないか、と思い始めた。


私は2010年代前半より、企業による社会課題の解決のための活動(CSRや社会貢献など様々な言われ方をするが、その表現や定義はここでは論じない)と、それに取り組むに至った企業側の背景に関心を持ち考察してきた。そこへの関心を持ちつつも、水産業界の片隅に身を置いたり、make upの世界をこれまた片隅から覗いたりしながら、自分なりに幅を持たせながら横断的に生活してきたものだと振り返っている。


これから時間をかけて、私がこれまで学び考えてきたことを緩やかに繋げつつ、振り返りとまとめ、ディシプリンの整理をしていきたい。

全体のテーマに対するキーワードとしては、サステナビリティ、社会性、social、エシカル、コスメ、make up、化粧、社会課題、社会貢献、つくる責任つかう責任、といったところを想定している。

どう文章化していけるのか、自らの学びに緩やかでも明確な繋がりを持たせていくことができるか、その辺りを模索しながら自身のこれから長く続く学びに繋がるまとめになるように、しばらく書いていけたらと思っている。

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