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「休んでいいよ」 自分に言う勇気

休日ハンドメイド作家、
普段は革製品の販売員の私。


私は、昔から自分を甘やかすのも、人に甘えるのも苦手だ。

仕事は、よっぽど体調が悪いときじゃないと休んではいけない、と
思い込んでしまっている。

そんな私が、
昨日初めて、ズル休みをした。

正確に言えば、
精神的に限界がきたのか、
身体をベッドから起こすことができなかった。

ここ一週間、毎晩、
「明日、熱が出てくれたら、休めるのに。」
と寝る前に願うも、
翌朝は、熱も出ず丈夫な体の自分を
恨みながら出勤していた。

やっと連勤から休みとなり、
休み明けの昨日、とうとう起き上がれなくなった。

仕事が嫌なわけではない。
むしろお客さんとお話しできて、物が売れて、
お客さんも喜んで帰って行かれる姿を見て、
すごく充実感のある仕事だ。

嫌なのは、前記事にも思わず愚痴った
アルバイトという立ち位置の意識の違い。
社員とアルバイトの間に挟まれる、アルバイトの私。
他のアルバイトスタッフと会うことに、
とうとう嫌気がさしてしまった。

しかし、なんせ「休む」ということに
罪悪感しかない私。

「体調が悪いので、今日の出勤を休ませてください」

この一文を送るのに、
1時間悩み続けた。

起き上がれないベッドの中、
あと○分あれば用意できるけど…と
カウントダウンし続けるものの、
とうとうタイムリミットがやってきた。

やはり起き上がれない。
店長に休む連絡をする。

先週から、体調の悪さに
店長は気づいていたらしく、
何度か「大丈夫?」と声をかけてくださっていたので、
「ゆっくり休んで」、と優しく返してくれた。

その返信を見て、
やっと、休んでええんや、って自分を許せた。


休んでいるその間も、たびたび職場のこと考えては、
何言われてんだろうな、って気にしてしまう自分もいた。

しかし、それと同時に、
ゆったりただ家にいる時間が、
すごく自分を癒してくれた。

他の人に甘えるのが苦手なぶん、
このnoteに愚痴も書いてみたりして、
スッキリしたり、考えがまとまったり。

とても有意義で、
自分を休ませるにはとてもいい時間だった。

今日は定休日のため休み。
結局、3連休をいただいた形になった。

甘えなのだろうか。
逃げなのだろうか。
怠けなのだろうか。

いろんな罪悪感を感じることもあったが、
この時間がなければ、きっと私は潰れていた。
今、もっと仕事が嫌になっていたかもしれない。

「休む」という勇気を持てた自分を
たくさん褒めてあげよう。

精神的な辛さも、立派な体調不良だ。
休んではいけないわけではない。


ただ、本当にただのズル休みはダメだからね。

これだけは心に留めておいて、
また明日からの出勤に備えて、
残り数時間の休みを、目一杯休もう。

時には、甘えていいさ。

ゆっくり休めよ、私。

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