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ビットコインの高騰を、人気ラーメンで説明してみた

ようやく小休止、といったところですかね。

ここ2週間ほど、驚くべき勢いで高騰してきたビットコイン価格。3月5日、過去最高値1033万円をマークしたあと、急速な下落がはじまりました。一時は920万円まで下げましたが、現在(6日10時)は960万円前後で小康状態を保っている状況です。

そもそも今回の高騰の主な要因は、去る1月10日に米国でビットコインETF(上場投資信託)の販売が開始されたこと。それにS&P500や日経平均の過去最高値更新などが重なり、その煽りを受けた模様です。

これって、いわば、いままで限られた路面店でしか味わえなかった人気ラーメンを、インスタントにして全国のコンビニで販売開始したようなもの。それに合わせて、インスタントラーメンブームが勃発し、ほかの商品と一緒に買い占められたといった感じでしょうか?

しかし、ビットコインのドラマは、まだ終わりません。この4月には半減期」という、4年に1度のビッグイベントが待っているからです——。

半減期とはビットコインの仕様で、ある一定数のコインが市場に放出されたあと、その供給量が半分に減らされること。それにより、1BTCの価値が上がるとされています。

つまり、セブンイレブンで数量限定販売されたヒカキンの「みそきん」が、すぐに品薄になったうえに、メルカリにて高値で取引されるようなもの(違うか?)。

そのような半減期が発生するのが、来る4月16日前後。おおよそ40日後なんですよ!

みそきんについては、ヒカキンが得意の謝罪動画で品切れを報告し、ビューを稼いで終わりでした。しかし、ビットコインの半減期は西暦2140年まで続きます。さて、その顛末や?


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