読書記録:「魔女と過ごした七日間(東野圭吾 著)」
北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。
先日、東野圭吾氏の著作である「魔女と過ごした七日間」を読みました。
東野圭吾氏は、誰もが知る超有名作家ですが、私も大好きな作家で、これまでの作品はすべて読んでおります。
今回読んだ「魔女と過ごした七日間」は、『ラプラスの魔女』シリーズの三作目となります。
東野圭吾氏の『ラプラスの魔女』シリーズは、フランスの数学者ピエール・シモン・ラプラスが提唱した「ラプラスの悪魔」という概念を題材にした作品で、以下の3作品が発表されております。
1.ラプラスの魔女(2015年)
2.魔力の胎動(2018年)
3.魔女と過ごした七日間(2023年)
東野圭吾氏は、大阪府立大学の工学部を卒業されており、理系の方らしく物理学に関連するトリックなどが時折出てきます。
私は完全な文系なので、詳しいことはわかりませんが、理系の学問について興味があるというか、面白いと思っているので、理系の知識を踏まえた作品は、すごく興味深く読んでいます。
今回の「ラプラスの魔女」シリーズ3作目は、理系の学問が使われてるというわけではないですが、東野圭吾氏らしく、「ラプラスの悪魔」という概念を作品に落とし込んでいるものです。
読んでみて、完全に理解できているかは自身がありませんが、面白さはわかります。
この作品は、主人公の円華の強烈な個性はもちろん、少年二人のキャラクターがすごく惹かれるものがあり、少年二人の関係というか、ちょっとしたやりとりがとても愛らしいというか、登場人物の周辺の日常の話だけでもとても面白く読むことができました。
ストーリー的には、もう期待外れの訳がなく、安心して読みましたし、いつもどおり思い切り引き込まれて一気に読み終えました。
また次回作が発売されたら、我慢しきれずすぐに読んでしまうと思いますので、また読み終えたらアウトプットしたいと思います。
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