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3年ぶりの瞑想イベント

こちらにまとめるのが大変遅くなってしまいましたが、去る10月23日にイベントを開催いたしました。(イベントの詳細は以下です)


●この3年で変化したこと

振り返ってみると、前回開催した瞑想会は2019年11月なんですね。
なんと3年ぶり!

本当はもっと早くやりたかったのですが、なかなか感染症の方が収まる気配が見えず、のびのびとなってしまいました。

しかし、ひと口に3年と言ってもこの間本当にいろいろなことが変化しましたね。

コロナによって世界が全く異なる様相に転じたこともそうですが、私個人としては家族が亡くなったことがこの3年で一番大きな出来事でした。

家族の死については、自分なりにやれることはやったという思いもあり、悔いなどはないのですが。

ただ何かこう、胸に大きな穴があいてしまったといいますか。

私が25年暮した東京から福島に戻ってきたのは、家族と向き合うためでした。
だから、その相手が手の届かない所に行ってしまって、自分の中の大きな目標がなくなってしまってどうしていいか分からない、という心境になったように感じます。

ですが、そうした何となく空虚な思いもこの夏頃から少しずつ薄れていき。。

そして、「感染症に怯え、このまま何もせずにいるのもどうなんだろう?」という疑問というか苛立ち(怒り?笑)のようなものが湧き上がってきたのです。

加えて、コロナの影響により生徒さんが激減する中、「レッスンに熱心に来てくださる方に瞑想をぜひ体験していただきたい」「少人数で中身の濃いワークショップをやりたい!」という思いから、本当に久々にイベントを企画した次第です。


会場には赤いバラを飾りました


●自分の本質とつながる瞑想

ということで、前置きがずいぶん長くなりましたが今回のイベントは「瞑想とヨガ」というタイトルのワークショップ。

前半は、ヨガの哲学や瞑想に関するレクチャーの後、実際に30分の瞑想を体験していただきました。

瞑想にもいろいろな種類がありますが、ここで体験していただく瞑想は自分の本質=魂(源)とつながる瞑想です。

参加者は、今回瞑想が初めての方と以前瞑想会に参加されて以来長年続けておられる方の二名でしたが、お二人とも集中されて良い瞑想体験されたように拝見いたしました。


●寝てする瞑想=ヨガニードラ

後半のヨガのパートでは、「眠りのヨガ」「寝てする瞑想」ともいわれるヨガニードラを体験していただきました。「ニードラ(nidra)」とは眠りの意味です。

ヨガニードラはシャバアサナ(屍のポーズ)、両手両足を開きいわゆる大の字に寝転んだ状態で行います。

寝転んで行うのですが、眠ってしまうのではなく意識を保った覚醒した状態で、誘導する声に合わせて全身から力を抜いていく、ということをやっていきます。

体験者は、ただ誘導する声のナビゲーションに耳を澄ませ、自身の体の感覚に集中をしていきますので、だんだん余計なことは考えられない状態になっていきます。

何か一つのことに意識を集中させる行為を瞑想と呼ぶなら、このヨガニードラも一つの瞑想といえるでしょう。

イベントの企画当初、このヨガのパートは体を動かすアーサナ(ポーズ)をいろいろと入れたプログラムを考えておりました。

ですが、今回の参加者はヨガレッスンを数年続けてくださっている方たち。ある程度お身体のベースができておられるので、今回は趣向を変えヨガニードラを体験していただこうと思い立ちました。

前半が押してしまい、約20分と短めのヨガニードラを体験いただきましたが、終了後はとてもリラックスできたようで好評でした。


このヨガニードラ、寝てるだけなので身体がカタいとかやわらかいとかに関係なくどなたでもできる優れもの。笑

Youtubeなどに動画もたくさん出ているようなので、ご興味のある方はぜひ試してみてくださいね。

緊張がとれない、ストレスで眠れない時などにも効果あると思いますヨ!


それでは、今日はこのへんで失礼します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


- Noriko Miyazaki -








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