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イモトさんの人柄がよすぎる!「棚からつぶ貝」のあらすじ・感想・レビュー

「棚からつぶ貝」の概要

著者:イモトアヤコ
発行年:2020年
あらすじ:
世界を飛び回るイモトアヤコさんのエッセイ集。

「棚からつぶ貝」の感想・レビュー

「世界の果てまでイッテQ」でおなじみ、イモトアヤコさんのエッセイ集です。短い文章で綴られたエッセイが30編ほど収録されています。内容は、エッセイでよくあるような生活の一部を切り取った話というより、イモトさんの周りの方々の紹介やその方々との思い出にまつわるエピソードです。

私は、アメトーーク、ロンドンハーツと並んで、イッテQの大ファンであり、この3番組は毎週欠かさず見ています。アメトーークとロンドンハーツはお笑い色が強いですが、イッテQはお笑いとして楽しめるだけではなく、教養も身に着けることができますし、何より人として大切な何かを学ぶことができる番組だと感じています。
今までイッテQを見てきて、イモトさんが世界を飛び回り、様々な人を紹介したり、他の出演者が0から新たなことにチャレンジして相応のスキルを身に着けたりする様子などは、思わず涙してしまう場面も多々ありました。
イッテQでは、毎週様々な企画が行われていますが、私が一番好きな企画はイモトさんメインの企画である「珍獣ハンターイモト」です。笑いと感動と勇気が同時にもらえます。こんな企画はどのテレビ番組を探してもないのでは?とさえ思います。

イッテQの話はいつまででも語れますが、一旦ここまでにしておきます。
これほどイッテQが好きな私は、番組の顔と言っても差し支えないイモトさんがエッセイ集を出したことを知った瞬間、反射的に「買わねば!!」と思い、即Amazonでポチりました。

このエッセイ集の中で、一番心に残ったのは、番組でもずっと取り上げられてきた安室奈美恵さんに関するエッセイです。
イモトさんは、言わずと知れた安室奈美恵さんの大ファンですが、一度イッテQ内で対面する企画がありました。このエッセイでは、その企画の時のイモトさんの心情や今までの安室さんへの愛の歴史を語っておられます。
テレビでその企画を見たときも、イモトさんの安室さんへの愛がダイレクトに伝わってきて大号泣しましたが、このエッセイでも安室さんへの愛が伝わってきて、(私の中での)永遠の課題である「愛とは何か」について、答えのヒントをもらった気がします。
また、親友である竹内結子さんに関するエッセイや、イッテQで長年一緒に仕事をしてきて、現在は旦那さんとなった石崎さんに関するエッセイも収録されています。

私は、イモトさんをエンターテイナーとして好きなだけでなく、人間性も含めて敬愛しています。そのため、この本を読んで、イモトさんのプライベートも含めた周りの方々との関係性を垣間見ることができて本当にうれしかったです。また、周りの方々との愛にあふれるエピソードを知ることでさらに尊敬度が上がりました。

とにかくイモトさんの素晴らしい人間性が分かる本です。「そら、体力的にも精神的にもキツい海外ロケも、長年やっていけるわなぁ」、「周りの人にも恵まれるわなぁ」という感じです。
イモトさんが好きな方、イッテQが好きな方は特に、そうでない方も読後はハッピーな気分になれるので、読んでみてください!!



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