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大学院を検討するあなたへ

この4月から大学院での学びを始めたことにより、
リモート授業があるか、どうやって調べた?
何を基準に大学院を選んだ?
という質問を頂くことが増えました。

わたしが大学院受験をするにあたり、どのように情報収集を行ったかなど
シェアしたいと思います。

どなたかのお役にたれてば幸いです。


はじめの一歩

何を学びたいか
当たり前のことを当たり前のように言いますが・・・
まずはこれが最も重要!

私の場合は、学びたいことのプライオリティから考えました。
第一優先は「DE&I」、次に「組織開発」という具合です。

プライオリティの高いDE&Iを軸に学びを検討すると、
経営から見るのか、概念教育から見るのかで大学院の方向性が大きく異なることが分かったので、次に学びたい「組織開発」を含めて考えた時にマッチしたのが人的資本としての「DE&I」「組織開発」でした。


継続可能な手段を考える

その次に考えることは、どのような授業形態であれば
学びを継続することができるかということでした。

大学院の授業形態としては、
【通学】【オンライン】【ハイブリット(通学+オンライン)】【通信】
があります。

社会人大学院だと、通学でも平日夜と土曜日に授業が受けられる学校もあります。

私の場合、2人の子ども(未就学児×2)がいる+正社員(育休は2023年度のみ)なので、通学は非現実的でした。
通学を除く、3つの学習形態の大学院が選択肢に入りました。

通信は学費が比較的安く、入学試験も優しい学校があります。
しかし、せっかく進学するならば<近しい志をもつ仲間と共に学びたい>という気持ちがあり、通信は選択肢から外していました。

余談ですが…
子が生まれてからは、何かをやる時に「持続可能か?」ということの優先度が高くなりました。
続けることに息切れをしそうな「頑張れば何とかなる」という物事は、持続可能ではないと判断したりもします。


オンラインor通学、どうやって情報を得るか

多分、ここが一番キーになる方も多いと思います。

HPやパンフレットをしっかり探すと授業の形態がわかります。
が・・・意外とわかりにくい。(通信制でない限り)

そんな時にかなり助けてもらったのは、こちらのサイトでした。
エレファントキャリア
こちらのサイト内にある「社会人大学院DB」がすごい!
(※社会人大学院に特化しているので、該当しない方もいらっしゃると思います)

ちなみに・・・
こちらのサイトは、立教大学院リーダーシップ開発コースの先輩である秋山さんが作成されたものです。(パチパチ)

学費や試験方法なども一覧で見ることができるので、志望校の検討がしやすくオススメです。


志望校を絞ったら

さらに細かくリサーチです。

具体的には…
✔︎研究室に受け入れてもらえるか確認するため、研究室挨拶が必要なのか?
✔︎入試方法はどのようなものか?
(TOEIC、TOFEL、IELTSなどの英語成績必要か?)
✔︎実際の大学院生活の過ごし方や雰囲気は?
✔︎教育訓練給付金は対象か?
✔︎子どもがいる人が在学生にいるか?
(実際に子育てしながら継続できるかという点で参考になる)
✔︎過去問題を入手できるか?
などなど。

学部(大学)の成績表や卒業証明証も必要になるので、その辺りも念頭に入れておくとスムーズに進められると思います。

この辺りを調べるのは、
入試説明会に参加したり、
在学生・卒業生のブログやSNSを拝見したり、
知り合いで在学生・卒業生がいれば、お話を伺わせていただいたり、
というところでしょうか。
狙っているゼミの教授が開催されるワークショップなどに参加することもお勧めです!

わたしの場合は、夫の同僚(上司)が在学生だったので、夫にお願いし、
話を伺う時間をいただきました。(ありがたや〜)


大学院までは行かなくとも…という方

大学院に進学すると、お金も時間もかなりかかります。
大学院に進学するほどじゃないけど、アカデミックな学びが欲しいという方は、「科目等履修生」「聴講生」という制度があります。

大学院進学に比べれば費用はかからないですし、気になっている科目だけ履修することが可能です。

科目等履修生として授業に参加した上で、
「やっぱり大学院に進学したい」と思った場合には、入学後に単位として認めてもらえる場合もあるので、まずは科目等履修生で学ぶことも一つの手ですね。

ちなみに、わたしが進学した立教大学院リーダーシップ開発コースもそうですが、科目等履修生の制度がない大学院もあります。
この辺りもリサーチされてみると、検討材料になるのではないかと思います。

おわりに

記憶が薄れていることもありますが、こんな感じでしょうか。
学びを止めなければ、大人になっても成長できるのですよね。
それならば、貪欲に成長していきたいものです。



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