ゆあささえか|産業保健師のwell-beingな組織づくり

重工業メーカーの産業保健師|2023.4〜立教大学院LDC在学・ワーママ院生|DE&a…

ゆあささえか|産業保健師のwell-beingな組織づくり

重工業メーカーの産業保健師|2023.4〜立教大学院LDC在学・ワーママ院生|DE&I|組織開発・リーダーシップ開発|元車いすバスケプレーヤー|顕微授精を経て0歳・4歳の姉妹ママ|比較的ダイバーシティな家族です👨‍👩‍👧‍👧|

最近の記事

  • 固定された記事

メンタルヘルスと組織開発はつながるのか?

おはようございます、ゆあさです。 今日は、メンタルヘルスと組織開発はつながるのか?という視点で考えてみたいと思いました。 実は、LDC(立教大学院リーダーシップ開発コース)で学び始める前までは、組織開発とメンタルヘルスは二項対立の存在だと感じていました。 例えば、会社だと「メンタルヘルス」と「組織開発」それぞれ担当者が異なることが多いかと思います。 産業医・保健師がいる会社であれば産業保健部門がメンタルヘルスを対応し、組織開発とは明確に区分けされているのではないでしょうか

    • チクセントミハイから社畜化現象について考えた話【読書メモ】

      こんにちは、ゆあさです。 最近、会社の輪読会に向けて、「フロー体験 喜びの現象学」を読み始めました。 How to 本ではない類いの、背骨になるような本だなぁ…と噛み締めながら読んでいます。 いや、まだ1章しか読んでないのですがね。 それでも、頭をズッコーーンとやられたわけですよ。 1章から。 1章は“幸福の再来”というタイトルで、まさにこの本のマインドセット的立ち位置にあると捉えました。 どんなことが書かれているか、個人的解釈9割越えでお伝えしていきます。 社

      • 【論文レビュー】気になっている人が多い?「プロアクティブ行動」の研究傾向を調べてみる

        おはようございます。 久しぶりのnoteとなってしまいました・・・! 今回は、従業員の主体的な行動である「プロアクティブ行動」について、最近の流れを調べられている論文をレビューします。 自主性、自走、自律etc・・・ このようなワードが気になっている方は、ぜひお付き合いください。 プロアクティブ行動とはそもそも、聞き馴染みのない方も多いかと思う「プロアクティブ行動」 (最初、私は某スキンケア商品を思い出しました) うーん。分かるようでわかりにくい? 日本の人事部さんの

        • 【論文レビュー】ベンチャー企業の成長について考える

          こんにちは、ゆあさです。 4月からは修士課程2年次です。 立教大学院LDCでは、「リーダーシップ・ファイナル・プロジェクト」という在学生個々が組織に介入するプロジェクトを行うことで、修士論文を作成します。 このプロジェクトを開始すべく、ただいま準備真っ最中です。(遅い) ちなみに、介入先の組織は在学生が個々で交渉しながら決めていきます。 入学時には自社でプロジェクトを行うことを想定していたのですが、悩みに悩んで(いや本当に2日前まで悩んでいた)、本業では経験ができない場を探

        • 固定された記事

        メンタルヘルスと組織開発はつながるのか?

          【論文レビュー】 組織の雰囲気と個人の性格はメンタルヘルスにどう影響するか?

          おはようございます、ゆあさです。 先日は、メンタルヘルスと組織開発のつながりについて綴りました。 ♡やInstagramで複数メッセージをいただき、とても嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。 今日は、メンタルヘルスと組織開発のつながりについて、先行研究から考えていきたいと思います。 お付き合いいただけますと幸いです。 メンタルヘルス不調と職場組織の風土今回レビューさせていただいた論文はこちらです。 背景 こちらの論文が作成されたのは2014年。 前年の

          【論文レビュー】 組織の雰囲気と個人の性格はメンタルヘルスにどう影響するか?

          意外と知らない、若手社員の伸ばし方! 【論文レビュー】

          人材開発・組織開発に関わっていると、人事と思われがちですが、正真正銘の保健師です。 おはようございます、ゆあさです。 会社で働く保健師として、健診事後措置やメンタル事例、休復職・両立支援や特定保健指導など、年間300件以上の保健師面談をしています。 「1on1で従業員の方々と話す時間が社内の誰よりも多い!」と自負しています(笑) 「こんな機会を逃すことはもったいない・・・」という思いから、面談の時に工夫していることがあります。 それは、体調のほかに、職場の雰囲気や経営に

          意外と知らない、若手社員の伸ばし方! 【論文レビュー】

          修士論文への道:2年次へ向けての準備と学びの記録

          気づいたら、もう2024年!気づいたら、もう2月!! みなさん、こんにちは。お元気でしょうか? 最近の私は、修士1年次のラストスパートに突入中です。 特に楽しみなのは、2月の特別授業です! LDC(立教大学院リーダーシップ開発コース)の授業はどれも楽しみなのですが、特に楽しみにしていたものでもあります。 授業に対して、”楽しみ”という感情を持つことに、学生時代の学びと大人の学びの違いを感じますね。 特別授業が終われば、ついに2年次がスタート! 2年次は修士論文の書き込みが

          修士論文への道:2年次へ向けての準備と学びの記録

          育休終了間際!大学院生&乳児ママのリアルな生活を紹介

          10月も残りわずか、秋が一気に訪れましたね。 私の育休もあと僅か2日となりました。 育休が終わることに、驚きと寂しさが入り混じりますね。 先日、大学院受験の始まりと共に生まれた次女が1歳を迎えました。 この1年、喜びも悔しさも、そして大変さも、次女と共に共有してきました。育休が終わることで感じる複雑な思いを抱えながら、次女との1年間を振り返っています。 そんな中、育休中の大学院生活の日々をご紹介します。 最近では育休中の大学院生活についてのお問い合わせが増えてきたため、実

          育休終了間際!大学院生&乳児ママのリアルな生活を紹介

          【育休復帰は突然に】0歳児クラスと1歳児クラス、大学院生ワーママ保活のトレードオフとは?

          昨年の10月から産休に突入し、あっという間に1年が経過。 まさに濃密な日々を過ごしてきた感じです。 今年の4月に大学院に進学し、育休復帰は来年4月を目指していましたが、1歳の時期に保育園申請をすることになり、復帰のタイミングを再考することに。 考えても結論が出ず、思い切って保育園申請を出してみました。 すると…保育園入園が決定し、同時に育休復帰も決定しました。 今回は、私が「ワーママ大学院生」になる準備を綴っていきたいと思います。 情報網が鍵!保活で得た知識今回の保育園

          【育休復帰は突然に】0歳児クラスと1歳児クラス、大学院生ワーママ保活のトレードオフとは?

          アラフォー、自分迷子になる。

          4月から始まった大学院生活も、8月から少しのあいだ夏休み。 とはいえ、特別授業がございます。 なんせ、社会人大学院ですものね。 金・土曜の週末だけでは、授業時間限られていますものね。 入学から4ヶ月。 自分の強みも少しずつ確信しながら進んでいた最中、 ある特別授業をキッカケに、その確信が「ガラガラ」と崩れ落ちました。 すぐに再構築に取りかかりたいと思ったものの、世は夏休み。 当然ながら、我が子も夏休みでございます。 瞬きをする間に時間が過ぎ去りました(世のお父さんお母さん

          育休ママが挑戦する大学院:2ヶ月間でぶつかった大きな壁とは (2)

          大学院生活が始まって、2ヶ月半。 まだ2ヶ月半しか経っていないの?と思うくらい、濃厚な日々を過ごしています。 濃厚な時間を過ごせる分、ぶつかる壁も大きい。 前回は「娘たちと過ごす時間」と「学業」の両立という壁にぶつかったと書きました。 今回は、もう一つの大きな壁について書いていきます。 もうひとつの壁娘たちと過ごす時間、すなわち育児との両立という家庭のことに対して葛藤する一方、 大学院の授業を通してぶつかった壁(葛藤)がありました。 それは、「自分の強みと弱さ」につい

          育休ママが挑戦する大学院:2ヶ月間でぶつかった大きな壁とは (2)

          育休ママが挑戦する大学院:2ヶ月間でぶつかった大きな壁とは (1)

          気づけば6月もなかば。 前回のnoteから2ヶ月も経っていました。 大学院生活が始まってから2ヶ月半ですが、体感値としては半年くらい経っている気がします。 この2ヶ月半、ひたすらインプットとアウトプット(課題)の日々を過ごしております。 頭もこころもいっぱいいっぱいで、噴火しそうになることが多々ありますが… 学びたいことを学べる喜びは大きいと実感しています。 とはいえ、まぁ大変。 とっても大変! 入学して間もなく、2つの大きな壁にぶつかったと感じました。 今日はひとつ

          育休ママが挑戦する大学院:2ヶ月間でぶつかった大きな壁とは (1)

          大学院を検討するあなたへ

          この4月から大学院での学びを始めたことにより、 「リモート授業があるか、どうやって調べた?」 「何を基準に大学院を選んだ?」 という質問を頂くことが増えました。 わたしが大学院受験をするにあたり、どのように情報収集を行ったかなど シェアしたいと思います。 どなたかのお役にたれてば幸いです。 はじめの一歩「何を学びたいか」 当たり前のことを当たり前のように言いますが・・・ まずはこれが最も重要! 私の場合は、学びたいことのプライオリティから考えました。 第一優先は「DE

          むすめと私のポジティブ心理学

          長女が3歳になる少し前、長女と私の間にひとつの習慣ができました。 それは、 【Three Good Things】 ベッドに入った時、その日起きた楽しかった出来事を3つ考えること。 しかし、大学院受験が佳境に入ったり、長女が寝かしつけをせずとも寝落ちするようになったタイミングで、その習慣が崩れてしまっていました。 先日、久しぶりに長女とThree Good Thingsをして感じたことがあったので、そのことを深掘りしていきたいなと思います。 Three Good Th

          子の病気から思うこと

          わが家には年少さん(3歳)と0歳5ヶ月の姉妹がおります。 長女の幼稚園が春休み。 朝、目が覚めると、 すでに起きてこちらをじーっと見ている長女と目が合い、 「今日はおやすみ?今日は何する?」 と質問口撃を迎えます。 母にとっては、朝からボディブロー。 ですが、せっかくの春休み。 母としても何かをしてあげたい。 それに、家にいるとリモートワーク中の夫の元へ遊びに邪魔しに行ってしまうので… イベントの如く、連日お出かけをしていました。 その結果… 一緒に連れまわされてい

          じぶん戦略

          今日は4月1日。 新年度が始まりましたね。 今年度のわたしは大学院が始まることもあり、 久々に新年度らしいスタートを感じています。 新しいことを始めたくなるけど、その上で考えたことをつらつらと書いていきます。 アラフォーの挑戦今年で37歳。 社会に出てからは15年目になります。 学生の頃は4月になると入学したり、新学年に進級したりして、【始まり】を色濃く感じますが、大人になるとその感覚は薄くなりませんか? (新入社員が眩しく感じる) 今年は育休中とはいえ社会人15年